ループ ザ ループ。

V6デビュー20周年という節目に戻ってきたアラサーがいろいろと本気出して考えてみるブログ。基本V6の話、でも書きたいことを気ままに。

29歳女から見た「岡村隆史のオールナイトニッポン」の魅力


なんてくだらない番組なのだろう。

関西弁で言われてもらうなら「しょうもなっ!!」。

一見誹謗中傷のようだが、これは最大の褒め言葉である。

 

私はこの「岡村隆史のオールナイトニッポン」のヘビーリスナーで、岡村隆史さん及びナインティナインが大好きだ。

 

それと同時に来週この番組にゲストとして登場される岡田准一さんも大好きだ。

 

このブログに目を通してくださるのはV6のファンの方が大半だと思う。

これはもう、このタイミングしかない。

 

私の溜まりにたまった、「岡村隆史のオールナイトニッポン」への愛を綴らせていただきたい。

 

 

 

やたらとネットニュースで取り上げられがち

この番組で岡村隆史さんが語る内容についてはよくネットニュースで記事にされる。
ご本人もよく「こんなこと言うたらまたネットで書かれるわぁ…」と言っている。

 

もしかすると、そのネットニュースによってこの番組の存在をなんとなく認識している方も多いのではないだろうか。

 

リスナーとしてはそれを目にする度にニュアンスが違うのになあ…と思ったりする。

最近のネットニュース全般に言えることだが、やはり岡村さんのラジオに関するニュースも例に漏れず、話題性重視の言葉ばかりが切り取られそこに愛を感じない文面に仕立て上げられる。

 

そこで大騒ぎするのはラジオを聞いていない人であり、我々ヘビーリスナーは彼の話す冗談をしっかりそれと認識して楽しんでいる。

 

 

はっきり言って女性向けの番組ではない

私はこの番組のヘビーリスナーであることを周りに口外していない。

それはなぜかと言えば、とにかく下ネタが多いからだ。
下ネタを主としたコーナーすらある。

 

はっきり言って、「ここは女人禁制なのか?」と思ってしまうほどに男性目線による下ネタが繰り広げられる。今週はエグかったなあ…と苦笑いしたくなることも、ままある。

 

だがこの番組の良さはそこにある。

 

なので本当に、ほんとう〜〜〜に、下ネタに免疫がない、気分を害するといった方は聞かないほうが良い。

正直岡村隆史さんのことが大嫌いになる可能性もある。そう考えるともういっそのこと聞かないでいただきたい。

心して聞くように。

 

今回の岡田准一さんゲスト回については「下ネタ禁止」というのは重々言われているのでおそらく大丈夫だとは思う。

 

しかしだからといってまったく無いのか?というと、ここはもう「岡田さん側がどの程度許容するか」によるのではないだろうか。

 

今回のコラボが実現するにあたりこの番組の前身である「ナインティナインのオールナイトニッポン」でジャニーズの方々がゲストで来た回を聞き返してみた。

 

私がチェックしたのは以下4つ。

・関ジャニ∞ 横山さん、村上さん、渋谷さん

・TOKIO 国分太一さん

・関ジャニ∞ 村上さん、丸山さん

・タッキー&翼 滝沢秀明さん

 

この放送内でまったく下ネタがなかったのか?と言えば、おおいにあった。

タッキーの時が1番マシだったがやはりそれでも少しはあったのだ。

 

関ジャニ∞から村上さん、丸山さんが来た回が1番酷かった。

呼び込まれるなりほぼ第一声にあたる話題からもう下ネタ。それもとびきり幼稚な、小中学生レベルのものだ。ジャニーズってここまでセーフなの?

それに対していたって普通に対応するばかりか自らも攻めた発言をしてしまう村上さんに私は感動した。さすがやで…。

感動する方向が間違っているのは重々承知している。

 

また、「チャリティーミュージックソン」という極めてクリーンな印象の企画とコラボするのだからやはり下ネタは完全に禁止になるのでは?とも思った。

しかしそうとも言えない。

以前にも今回と同様にチャリティーミュージックソンの企画の一部として番組が展開されたことがあったのだが、その時でさえ下ネタはあった。

 

まったくクリーンな放送になるかはやはり岡田さんの許容範囲(というか事務所の方針)によるのではないのだろうか。

 

私としてはそれなりに攻めた放送内容を期待している。

「下ネタ禁止」は果たしてどこまで守られるのだろう。それにさえワクワクしてしまうのだ。

 

 

まるで「男子会」を盗み聞きしているような感覚

この番組は「ナインティナインのオールナイトニッポン」から続けて考えるともう20年以上も続く老舗番組だ。

よってリスナーも相当数存在しており、そういった背景を考えれば完全に「大衆に向けた」ラジオ番組と言える。

 

でもなぜだろう。

この番組に漂っているのはおおよそ「大衆向けの」雰囲気ではない。

 

くだらないネタで大はしゃぎし先にも述べたとおり下ネタをガンガン言う。

笑っている内容が本当にくだらないのだから、くだらないとしか言いようがない。

そこに漂うのは「内輪ネタで盛り上がっている時の空気」のようなものだ。

 

でも私達が日常で大笑いするような内容って案外くだらないことばかりではないだろうか。

一定の人数にしか通じない「内輪ネタ」なんてもう、爆笑が生まれやすい場面を生み出す武器でしかない。

 

通常その「内輪ネタ」は親しい関係性の中で、さらに小規模な空間の中でのみ発揮されるもののはずなのだが、この番組の中では自然とリスナーにも共有されている。

 

この番組の空気に慣れれば慣れるほどおもしろくなっていく。

 

男性であればその場に同席して「うんうん」と頷きながら参加しているような気持ちになるのではないか。

女性であれば「男子会」の会話を盗み聞きしているような気持ちになるのではないか。

 

なぜ「盗み聞き」と表現したのかと言えば下ネタがえげつないからということに尽きる。

ヘビーリスナーでありながらあまりそれを口外したくないなあ…と思ってしまうくらいの下品な部分は確かにある。それはもう、ありすぎる。

私は決して下ネタを好んでいるわけではない。あくまでその「くだらない話で盛り上がる男子会」の空気が好きなだけなので、誤解なきよう。

 

またこの「内輪ネタ」の最たるものは新年一発目の放送だ。

岡村さんは必ず年始には大阪に帰る。

その時に繰り広げられる中高の同級生との新年会の話が、毎年ハズレなくおもしろい。そこで起こる事件の数々が非常に笑える。

登場人物は素人の方ばかりなのだがそのキャラクター性が豊かすぎるのだ。

その仲間との昔話は、ヘビーリスナーからすると聞き飽きるほどに何度も何度も語られているのだが、何回聞いても笑えてしまう。

興味のある方はぜひ年明け1回目の放送も聞いてみてほしい。

 

 

リスナーとの掛け合いが絶妙

この番組の魅力のひとつとして、たくさんの方のラジオ愛を感じるということを挙げておく。

 

というのもこの番組にはネタハガキを投稿する「ハガキ職人」なるヘビーリスナーがたくさんいる。

ベテランにもなると毎週のようにネタを採用されていて、その方々の仕事っぷりといったらまさに「職人」の名に相応しい。

実際この「ハガキ職人」を経て、その後構成作家になられた方も数多いという事実もあるのだから相当レベルが高いと思う。

 

岡村さんとその職人たちの間になんとも言えない絆を感じてしまうくらいには意思疎通がはかれている。

秀逸なネタの数々に思わず「いつもお仕事お疲れ様です」と言いたくなってしまうのだ。

 

曲名当てクイズをやればまったく関係のないネタ回答が寄せられる。

フリートークで触れた内容に対して絶妙な返しがメールで即届く。

 

リスナーみんなで悪ノリしながら楽しんでいるようなこの空気が、私も楽しくて仕方ない。

 

 

「プロ芸人」としての岡村隆史

ラジオから垣間見る岡村さんは、「テレビで見る岡村隆史」とはまた少し違った印象がある。

 

大筋は同じだ。

でもやはり、いろんな意味で制限のある「テレビ」という媒体を介してでは伝えられない部分も多い。

 

視聴者が求めているのはあくまでおもしろいことをする芸人の岡村隆史であって、その笑いを生み出すために何を考えているのか?という部分は求められない。

 

私はついついテレビやネットで見た事だけで世界が出来上がっているような気持ちになってしまう時がある。

 

だが、その中に詰まっているのは時に真実で、時に虚像だ。

それを度々改めて感じさせてくれるのがこのラジオだったりする。

 

テレビの放送時間内に収められていることは、おもしろい瞬間を切り抜き凝縮されたものでしかない。

ネット記事に並んだ文字は、話題性を重視した目を引きやすい言葉だけを並べたものに過ぎない。

 

それはいずれも、その道のプロの手で「おもしろい!」と組み立てられ、構成されたことで成り立っている世界だ。

その裏にはもっとたくさんの要素があるはずなのに。

 

このラジオの中では「テレビで見る岡村隆史」の外の部分が聞ける。

中でも「笑い」に関する発言は非常に興味深い。

 

そもそも岡村隆史という人間は、笑いに対して大真面目でとにかくストイックな人間だった。自分を追い込んでまで「笑い」を追求するような人だった。

 

なぜ「だった」と過去形にしたのかといえば、劇的に変化する決定的な出来事があったからだ。

まだ記憶に新しい2010年の長期休養である。

ここから復帰して以降の岡村さんは、明らかに以前とは違った。

 

休んでいた期間のことは復帰直後のナイナイのオールナイトニッポン内でじっくりと語られたのだが、それがとにかく壮絶で。

5ヶ月という短い期間でよく元に戻れたなぁ…と思ってしまうほどには酷い状態だった。

 

でも私は、この放送回が笑えて泣けて1番大好きだ。

 

正直その内容は語り口によっては決して笑えないものばかりだ。

むらおか たかおという「何その安易な偽名!」とつっこみたくなるような名前を使い入院療養していたその期間は、本人自ら地獄と表現している。

 

その「地獄」で起きた出来事さえも笑いに変え、それを武器として懐に忍ばせ復帰した。

それも最高におもしろい形で。

 

爆笑させてもらうと同時にこれが「芸人」という職業なのだということを強く感じた。

笑えないことすら笑いに変えてしまうその様はプロフェッショナルとしか言いようが無い。

 

何気なく見ているテレビからは、彼らは息を吸うくらいのと同じくらい自然に笑いを生み出しているように感じる。

でもその裏にはいろいろな意図や葛藤があったり、いろんな事情もある。

やりたいことがやらせてもらえなかったり、やりたくないことをやらなければいけないこともある。

 

その部分について言及されているという点でもこのラジオは興味深い。

不満も言うし自信がある部分に関しても語られる。テレビの延長という意味でも楽しめる。

 

「プロ芸人・岡村隆史」から語られる芸能界のアレコレや仕事の裏側は非常に興味深く、エンターテイメントの裏側を覗いているような気にさせられるのだ。

 

また芸人としての腕というのは「ゲストを迎える」際にもはっきりと出る。

ラジオを聞いていると相手に合わせてツッコミにもボケにもなり、実に臨機応変に対応しているのがわかる。

 

相手を貶す時はとことん貶す。

だがその合間に、ものすごく楽しそうに笑っていたりしてそこから滲み出る「素」の部分がいい。

 

今回岡田さんがゲストで来ることを知り、果たしてこの2人が繰り広げるラジオがどういったものになるのか楽しみで仕方なかった。

こんなピンポイントで私好みのコラボレーションがあるだろうか、と思ったものだ。

 

しかし放送を間近に控えた今、逆に不安になってきた。

 

岡村さんの芸人として、パーソナリティとしての腕に期待しているのは確かなのだが、純粋にラジオを聞いた岡田さんファンに嫌われる可能性もおおいに有るのだ。

ああ怖い。

 

特に中高生のファンからすれば「何このおっさん!」で終わってしまう危険がある。

ネタとして楽しんでもらえればいいのだが必ずしもそうはならないだろう。

粗相があることも念頭に入れ、とりあえずフライングでこう言っておきたい。

「ちゃうねん、あのちっさいオッサン悪気があって言うてるんとちゃうねんで!」

 

また岡田さんに気を使い「よそ行きな岡村さん」が前面に出てしまってもそれはそれでおもしろくない。ヘビーリスナーからすればつまらない。

いつもの岡村隆史はどこ行ったんだよ!?という意見が出るのは明白だ。

 

それでもやはり、万人に好かれようとするものは誰からも好かれない。

 

なあなあで終わるよりはどちらかに振り切って欲しい気持ちが強く、結論から言うとやっぱり「いつもの岡村さん」に転がされる岡田准一を楽しみたいのだ。

 

果たしてどうなることやら。こんなにも期待と不安が入り混じったヘビーリスナーはなかなかいないのではないだろうか、と自負している。

 

もはや誰に対してなのかよくわからないが「頼むぞ…」という気持ちでいっぱいだ。

 

 

本気の「不真面目」

私はとにかく岡村さんと、このオールナイトニッポンが好きだ。

 

それを語るためにわーわー言わせてもらったわけなのだが、ここで「岡村さんが好きだ」という文面でこの記事を締めるのはなんだか違う気がしてならない。

 

「笑い」に対して努力しているということを押し出して評価することは「芸人」の評価の仕方としては少しずれているような気がするし、過剰に持ち上げるのも違う気がするのだ。

以前よりストイックさは減ったのかもしれない。だが岡村さんの「笑い」に対する考え方はやはり真摯で、その根底には過去のストイックさの片鱗がいまだに見受けられる。

 

本気で、真剣に「不真面目」をやる。

それが芸人としての務めであるとするならば、私もそれ相応の評価をしていたい。

 

「プロ芸人」としての岡村隆史を最大限に評価するからこそ、愛を持ってこういう文章で締め括るのが正解なのではないかと思うのだ。

 

岡村隆史は不真面目な人間だ。

下ネタは言うしラジオはくだらない内容ばかりだし、ふざけたことばかり言っている。

 

 

「岡村隆史と岡田准一のオールナイトニッポン」の感想・レポート・考察

 

 

 

ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.6 (ヨシモトブックス) (ワニムックシリーズ 207)

ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.6 (ヨシモトブックス) (ワニムックシリーズ 207)