読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ループ ザ ループ。

V6デビュー20周年という節目に戻ってきたアラサーがいろいろと本気出して考えてみるブログ。基本V6の話、でも書きたいことを気ままに。

岡村隆史と岡田准一のオールナイトニッポンは正解だったのか?レポートと感想


「岡村隆史のオールナイトニッポンに岡田准一が出演する」

その一報から1週間が経ちいよいよ放送当日となった。

ヘビーリスナーでありV6ファンでもある私にとって夢のコラボレーションとも言える、今回の放送。

前回記事でも書いたがこの1週間私の中では不安と期待が入り混じっていて、そのことを考える度にどことなくそわそわしていた。

  

内容に正解など無いとはわかってはいるものの、できればこの番組のヘビーリスナーにとって、そしてV6ファンにとって楽しめる2時間になってほしい。

できるだけどちらも納得するような「正解」に近い内容になればいい。

 

そう思いながら聞いたこの番組は一体どのような結果になったのか。

私なりにレポートとしてまとめてみる。

 

 

そもそも例年では出川哲朗氏の登場がパターン

「ナイナイのオールナイトニッポン」時代から年末には出川哲朗氏がゲスト登場し、「おい小僧!」から始まる一連のケンカのくだりが定番となっている。

その場で語られるのは、……いや、語られるなんてものではなかった。その場で繰り広げられるのは、ただただ大人げない罵り合いである。

基本的に下ネタ満載の番組内容なのだが、岡村さんはとにかく「愛がない」ということを追求される。

 

この出川氏ゲスト回は放送作家界隈でも人気があるほどで、リスナーにとっても楽しみな企画だ。

前にも書いたがこの番組は非常にくだらない。だがこのくだらなさが最高で、リスナーはそのくだらなさを求めて番組を聞く。

「今年も内容が無かった」と思ってしまうほどにこの2人が繰り広げる罵り合いにはあまり進歩がなく、毎年毎年同じようなことで大揉めするのだ。

 

その企画名をもじった形で岡田さんが登場するということは、ある意味でものすごく危険を伴っていた。

比較されてしまうのは目に見えている。

この岡田さん回が大滑りすればヘビーリスナーから「ほらな!」「やっぱり出川が良かった!」と叩かれるだろうし、そういう要素からも私はドキドキしていた。

 

だが実際に「岡村隆史と岡田准一のオールナイトニッポン」で繰り広げられた内容は、下ネタこそないものの、いつもの「出川回」を彷彿とさせる内容だった。

 

私はてっきり、今回の放送はもう少し岡田さん側に寄ったものになるものだと思っていた。

企画として用意されていたのが「ボクたちのLove & V6」だったし、もっと「V6としての岡田准一」のことを質問されるのではないかと思っていた。

 

岡村さんについてはゲストを迎える側になるので、いろんな場面で聞き役になるのだろう、と。

 

だが実際番組を聞いてみると、ほぼ岡村さんの話で展開されていた。

むしろ聞き役に回っていたのはゲストの岡田さんのほうで、聞き役というよりは聞かされ役といった感じだった。

 

 

今回の放送で求められていたもの

今回双方のファンが求めていたものはなんだったのだろうか。

両側の立場に位置する私から見て、こんなところだったのではないかと思う。

 

◆我々ヘビーリスナーが求めていたもの

やはり「いつもの岡村隆史・いつもの放送内容」だろう。

最高にくだらなく、爆笑してしまう内容。

 

そして気になっていたのは先週から語っていた「チューまでした女性をよその男(50代・社長)にかっさらわれた話の続報」のその後。

 

簡単に説明すると、岡村さんは以前お付き合いまであと一歩のところまでこぎつけた女性がおり、チューまでしたのでもうこのままお付き合いするのだと安心していたのだが結局別の男性に奪われてしまった。

しばらく連絡を取っていなかったその女性から先週久々に連絡が来たため、非常に浮かれた状態だったのが前回放送時の岡村さん。

 

その続報は私も非常に楽しみにしていたわけなのだが岡田さんもゲストに来られるし、もしかすると今週は聞けないのではないかと覚悟していた。

 

また先にも述べたとおり、「出来ることなら出川哲朗に出て欲しかった」という層が大多数だったのではないだろうか。

恋愛について、ハゲについてなど、プライベートでも岡村隆史と仲が良いからこそ飛び出すいろんな罵りが聞きたかったはずだ。

 

◆私達V6ファンが求めていたもの

それはやはり「自然な関西弁を話す岡田准一」だったのではないだろうか。

そもそも大阪府枚方市出身の岡田さんなのだが、近年ではまったく関西弁を使わなくなった。

 

私がファンになった当時はどっぷりと関西弁を使っていたわけでそれが普通だったのだが、今では本当に貴重なのだ。

それでも「関西弁を喋ってください」というフリはいろんな場面であり、その度に岡田さんが喋るのは、関西人からすれば「それは関西弁ではない…」と思ってしまうようなものばかり。

 

ああ本当に関西弁を喋らない人になってしまったのだなあと、嬉しいどころか逆に悲しくなるくらいなのでもう全く期待しなくなった。

フリがあったところで「関西弁を改めて要求される→変な関西弁を喋る→赤くなる岡田」という流れになることがほとんどだ。

 

 

「岡村隆史と岡田准一のオールナイトニッポン」内容

◆唐突に繰り出された「カラスのモノマネ」

この番組が始まる直前にはV6のメンバーから「何も持たさずに岡村さんのところに送り出すわけにはいかない」と言われ、ギャグという手土産を持たされる流れがあった。

 

岡田さんのギャグといえば最近では「長野博が骨折した時の顔」の一択だ。いわゆる変顔。

いろんなギャグを提案され、あれやこれやとやらされていた岡田さん。結局「ギャグとかそういうのじゃないから!」という元も子もない言葉でこの茶番は終了。

 

その流れが非常におもしろかったので個人的には満足していたのだが、岡田さんはオールナイトニッポンの冒頭でいきなり「坂本くん直伝のカラスのモノマネ」を繰り出した。

それを岡村さんがツッコむ。

今更ながら「ほ、本当に岡村隆史のオールナイトニッポンに岡田准一が出ている…!」と感動してしまった。

 

◆岡田さんの関西弁

さて、問題の「岡田さんの関西弁」について。

冒頭のトークからちょくちょくイントネーションが関西弁が混じり始めたので、これは…と期待も高まる。

 

私がはじめに「関西弁だ!」とテンションが上がったのは以下のくだり。

岡村さんと岡田さんの顔が似ている、という話題にて。

岡村「俺パーツパーツ岡田くんに負けてないねん!目とか見てみ、目とか岡田くんやで。岡田くんであり岡村くんやで」

岡田「(笑)そうですよねぇ、僕もだって岡村さんに似てる似てるって若い頃よく言われてましたから」

岡村「そうやろ!やっぱなんかどっかでみんなが言うたらあかん空気出してきたの!」

岡田「(笑)そんなことないんちゃう、そんなことないですよ」

 本当に自然な関西弁がさらっと発せられたので思わずテンションが上がってしまった。

 この後もいろいろな場面で本当に自然に関西弁を使っていて、特に「岡村さんのラインでの文面」について言及する際にその文章を読み上げる時も関西弁。

関西弁の大盤振る舞いだった。

 

 

 

◆ハゲいじり

 岡村さんのハゲいじりとしてこういった一幕があった。

岡村「俺なんか映画(の撮影)でもう粉ふられたからな!」

岡田「どういうことですか?ふられた?」

岡村「それから薄毛の治療始めたからな」

岡田「あぁー…(笑)頭に黒いのふられたってことですか?」

岡村「そうや!」

岡田「それはもうだってハゲてるってことですよ

(間)

岡村「だからや、俺も最初はそれ知らんかって、」

岡田「(笑)、時が止まった!」

岡田よ、時が止まったのはそれは言うたらあかんヤツやからや。

  

ハゲについていじると、ほとんどの場合岡村さんは非常に怒る。

だが今回は相手が岡田さん、しかもこの流れは番組のはじめのほうだったためブチギレられなかったのだろう。

それによって一瞬の間が生まれ、岡田さんは時が止まった!と喜んでおられたわけで、序盤からなかなかのパンチを繰り出した岡田さんに対し内心ニヤリとしていた私である。

 

その後も、

岡田「アルシンド?」

岡村「うん、『アルシンドになっちゃうよ(モノマネ)』古いねん!

岡田「(笑)」

岡村「今若いリスナー『何言うてんの?』ってなったやんか!クリスマスに、『アルシンドになっちゃうよ』って!」

岡田「(笑)」

岡村「こんなもん、世界中誰も言うてないからな!」

岡田「(笑)ここだけじゃないですか?」

岡村「言わされたよ今!」

岡田「(笑)」

岡村「何赤い顔してんの、自分で言うて恥ずかしなってるやんか」

知らない方に説明すると「アルシンドになっちゃうよ」というのは1993年頃CMに使われ流行ったフレーズだ。

 

アルシンドはJリーグ初期に人気だったサッカー選手なのだが、私はこのCMによって「アルシンドといえばハゲ、ハゲといえばアルシンド」のようなイメージが植え付けられた。少なくとも私の中ではいまだにハゲ=アルシンド。

 

1993年当時7歳だった私の周りでも大流行していたのだから、当時13歳だった岡田さんの周りでもおそらく大流行したはずだ。

 

また大阪人として言わせてもらえば、悪口の第一線をいまだに走り続けているのがこの「ハゲ」。

例え相手がはげていなくとも「うっさいハゲ!」「なんなんあのハゲ!」と使う。もうただの勢いでしかない。

ある意味大阪人にとっては「ハゲ」という単語は身近な物で、「アホ・ボケ・カス・ハゲ」、この辺りは悪口として頻繁に使用されるフレーズだ。

岡田さんが岡村さんをハゲいじりしている様子の根底に、なんだか「大阪人」の部分が少し見えたような気がした。

 

また大阪人として、今回の放送でもう1つツッコんでおかなければいけないことがある。

岡田「関西ですよね?関西の人って大体屁こくでしょ?」

岡田「大阪の女性は普通に屁こくでしょ」

 岡田さん一言よろしいでしょうか。

それは失礼ってものではないでしょうか。

 

そしてそのノリツッコミを受けた岡田さんに対して「何赤い顔してんの」と言った岡村さんなのだが、その言葉大正解。

 

ファンは岡田さんがしょっちゅう赤くなるのを知っているし、赤くなってるということは恥ずかしがってるor楽しくなっちゃってる様が伝わるため、その言葉の重要性たるや。

「笑っていること」をツッコむのではなく「赤い顔」をツッコむのが実は大正解で、内心拍手喝采の私だった。

 

さらに岡田さんによるハゲいじりは続く。

岡田「岡村さん、でも…乗せてないですよね?浮いてないですか

岡村「岡田くん、変な噂流すな 浮いてないよ!」

岡田「浮いてないですか?」

岡村「浮いてないって!

俺をどうしようとしてんねん

岡田「ちょっと浮いてる気がするんですけど」

岡村「そんなん言うたらすぐネットニュースなんねんで!岡村浮いてるって!」

 

ちなみに岡村さんは数年前にハゲるのを怖れ病院に駆け込み、こっそりと薄毛治療を始めた。

この「治療を受けている」ということを暴露したのが何を隠そう出川哲朗氏。

数年前の年末にこの番組にゲストで来た際に罵り合いの中でこの事を暴露、岡村さんはリスナーに対し土下座をして謝罪するという一幕があった。

というのも、岡村さんは以前「ハゲを隠すのはみっともない」といった主旨の意見を頻繁に口にしていた。

「ハゲるならハゲやがれ!」と言っていたにも関わらず自身がハゲだした途端に病院に駆け込んだ岡村さんの行為はリスナーを裏切る行為であったため、ラジオという見えない世界であるにも関わらず土下座をした。

そういった経緯もあり、リスナーにとって「岡村さんのハゲ」というネタは大好物の一つなのだ。

 

 

「ナミセン」を生み出した岡田さんの功績

岡田さんが残した功績として「ナミセン」を語らずにはいられない。

この「ナミセン」のくだりは「出川哲朗ではなく岡田准一が来た」からこそ生まれたもので、ここが成す意味は大きい。

 

「ナミセン」というのは「波線」のことだ。

我々ヘビーリスナーは先週の「チューまでした女性をよその男にかっさらわれ、音信不通となっていたが久しぶりに連絡が来た」という話の続報を心待ちにしていた。

 

前回放送分の内容をおさらいすると、女性からラインで連絡が来たものの岡村さんはすぐに返信しなかった。

それはささやかな復讐であり、「なんで返信がないんだろう?」と相手をモヤモヤさせることが目的だった。3日ほど寝かしたので明日あたりに「どうしたん?」って返信しようと思っていると言っていた。 

 

それに対しスタッフ・リスナーは前回の放送中から「危ない」「やめておいたほうが…」という反応を示していた。

続々と届くメールに対し岡村さんは「なんでみんな手放しで喜んでくれへんの?!」と嘆き、散々あの子はそんな悪い子じゃないとかばって周囲の声を聞こうとはしなかった。

 

今週この話題を聞かされた岡田さんが放った言葉が、

「それ弄ばれてますよ」

だったのだからリスナーとしては笑いが止まらない。

 

そう、そうなのだ。みんなそう思っていたのだ。

いいぞ岡田、もっと言ってやれ!そう思ったリスナーは多かったはずだ。

 

やがて岡村さんは「俺のラインのやり取り見てくれる?」と言い出した。

「いや見たくはないです(笑)」「そういうのは見せないほうがいいですよ」と渋る岡田さんに半ば無理やりその内容を見せ、アドバイスを願ったのだ。

 

そのラインでのやり取りを見た上で、はじめのうちこそ「岡村さんに多少好意があるのでは?」という濁した回答をしていた岡田さんなのだが、徐々に答えがシフトしていく。

岡村「岡田くん、でもさあ、俺のやり取り見てなんでにやにやしてたん?」

岡田「いやぁまぁーちょっと遊ばれてるなーっていうねえ、ニュアンスはね、ありますよね。すごくお綺麗なね、方じゃないですか(笑)」

岡村「写真も岡田くんにはもう見てもうてん。ほめてくれた」

岡田「ちょっとどうなんですかねぇー…岡村さんのねぇ、返事がねぇ、もうねぇ…もう、においがプンプンする」

岡村「俺はなあ大人の余裕出したつもりやねんで!?」

岡田「余裕は無いですよ、もう好きって言ってますもん、言ってなくても」

岡村「言ってない!」

岡田「甘えた…『なんとかなん~?』みたいな横棒の波…」

岡村「それルール違反や!言うたあかんて!俺がその波線使うこと言うたらあかん!」

岡田「波線?波線を連続で使うあの感じ?もう、それはもういかんですよ。だって向こうからすると『この人は私のこと気になってるな、一回キスしたし』、みたいな」

岡村「…うそ」

岡田「なんかもう、なんだろ、寂しい時ーみたいな感じになりがちですよそれ」

岡村「のこのこ俺なら行ってまうけどなぁそうなっても」 

岡田「甘える感じが文面からすごすぎて(笑)」

岡村「ちょっと笑うんやめてくれへんかなあ!おれもうものすごいあれやで、ものすごい考えて考えて…」

岡田「それが臭うんですよ!さらっと「どうしたん?」みたいな感じじゃなくて、もうなんか考えて考えぬいた「何してんのん?」みたいな。なーんか、「なんなん~〜〜?」みたいな、波線が何個も連続する感じ?が、考えて考えて…」

岡村「だから岡田くん、波線とか言わんといてほしい、そんなん言うとわかってしまうやんか」

岡田「それはだってもう…もうちょっとさぁなんか…

ちゃんと愛してくれる人見つけたほうがいいですよ(笑)」

 

先週あんなに意気揚々と「即返信をしない余裕のある男を演出する」というプランを語っていたのに、岡田さんの手によって木っ端微塵である

 

岡田「もう恋の駆け引きとかいいんじゃないですか?」

岡村「ストレートに?」

岡田「なんでそんな駆け引きをして…?(笑)」

岡村「笑うなよ!!!(怒)

岡田「(笑)」

岡村「岡田くん!(怒)

岡田「波線禁止ですよ!連続の波線は禁止です、連続はね?もうちょっとさあ男っぽく言っていけばいいじゃないですか、『そうなん?』みたいな」

岡村「…ええ?」

岡田「(笑)絵文字とかもいらない、絵文字じゃなくてそのさぁ、絵?」

岡村「うん…。

でも!今この相手に関しても、ちょっとぐらついてはきてるよな。俺のほうにも振り向いてるような感じせえへん?」

岡田「ああ、相手がですか?いやあー……予備ですね

岡村「…うそやん。キープ…?」

岡田「(笑)キープではないかな?でもちょっとあの、甘えてはきてますよね岡村さんにね」

 最後に一応フォローしているが、時すでに遅しと感じてしまうのは私だけだろうか。

 

その後リスナーから届いたメールにより、「波線」という言葉はさらに強さを増していく。

メール「岡村さんに質問です。波線はカミセンに含まれますか、トニセンに含まれますか?」

岡村「ナミングセンチュリーや」

岡田「(笑)」

岡村「ナミセンやナミセン。

よう言うてくれたなそんなこと。言わんといてや言うたのに」

岡田「波線ね、連続の波線ではどっちなんですか?カミセンですか?(笑)トニセンですか?セン繋がりですからねぇ」

岡村「ナミングセンチュリーやん、だから」

岡田「ああ、オリジナル?カミセン・トニセン・ナミセン…」

岡村「うんうん」

2人「(笑)」

 「波線」から「ナミセン」へ。一つのネタとして仕上がってしまった。

 

 岡田さんと岡村さんのナミセンコントは、チャリティー電話受付の会話でも繰り広げられていた。

ファン「岡田さんの大ファンです」

岡田「あ、僕の?ありがとうございます。ありがとうー」

ファン「頑張ってください」

岡田「頑張りまーす。岡村さんになんか言っときたいことないですか?伝えときますよぉ……」

ファン「ああー……じゃあ」

岡田「(遮るように)特に無い?

(スタッフ笑い声)

岡田「無いでしょう?あ、波線はね。「波線禁止」と。岡村さん来るからちょっと待ってね…代わるよ」

岡村「波線使うでしょ?あ、あんまり使ったらあかんの?あ、そう。チャライ感じがする?ごめんね僕ナミングセンチュリーだから。カミングセンチュリーに代わります」

岡田「ごめんね、ありがとう。波線使わないように言っときますんで。改めて僕の方からも言っておきますんで。ありがとうございます」

この一連の流れ、爆笑させていただいた。

ファンの方もいい味を出していてこのお三方の会話+作家さんの笑い声がいい仕事していて最高だった。

 

波線を使うことに対して「気を使って優しさで使ってるのはわかる」ともフォローしていた岡田さんなのだが、その文面を言葉として発する時の言い方に問題があり、

「な〜んとかな〜〜ん~?にょろにょろ、にょろにょろ…」

「さみしいわぁ~~~~~」

など、100%おちょくっていた。言い方が面白すぎた。

 

そのヘラヘラっぷりたるやなかなかのもので、なんとなくその「ヘラヘラしながら人をおちょくる」様の裏側に、V6のお兄さん方を見て培ったものを感じてしまった。

身近にあれだけお手本がいるのだから根本に植え付けられていてもおかしくはない。

 

役をクランクアップのあとも引きずるかという話の中では、

岡田「どっちかというと引きずるタイプじゃないんですか?女性にはそうだから」

岡村「…え?」

岡田「波線が続くかのように役柄も続いていってしまう…

『そうやねんやあ~~~』」

(スタッフ笑い声)

岡村「…やってくれるなあ!」

岡村さんを転がすほどに波線へのツッコミを多用。

 

番組の最後で波線の乱用について反省し、今後は使用を控えると言い始めた岡村さんだったのだが、

岡田「波線だけ送ったらどうですか?」

岡村「アホやないか!!」

というやりとりには盛大に吹かせていただいた。

 

 

この「岡村さんが女性へ送る文面で波線を多用する」という事実はこれまで明らかになっていなかったことだ。

おそらく普段から仲の良い出川氏であったり、相方である矢部氏、ナイナイのオールナイト時代から長い付き合いのスタッフたち相手ではこの事実は掘り出せなかっただろう。

 

あまり縁のない岡田さんがゲストで来たからこそ「ラインのやり取りを見せる」という流れが生まれたわけだ。

 

岡田さんが「岡村さんが波線を多用する」ことをうっかり話してしまったせいでこの流れが生まれ、さらに「カミセン・トニセン」というグループ名が偶然にも一致したことから岡村隆史は「ナミングセンチュリー」になってしまった。 

なんというキレイな流れ。

 

 

意外だった岡田さんの番組内での立ち位置

岡村さんは「俺の文章見てわろてね…俺は笑わしたんちゃう笑われたんや!」「みんなに笑われてしもたんや」「ナミングセンチュリーになってもたわけや」

とご立腹。

 

この流れ、実は例年の出川さんとの絡みとも似ている

さらに言えば、相方・矢部氏と2人で行っていた「ナイナイのオールナイト」時代をも彷彿とさせる。

これが今回私がもっとも岡田さんをすごいと思った部分だった。

 

はっきり言って岡田さんは絶対に出川さんや矢部さんの代役には成り得ないと思っていた。

番組が始まるまでは「岡村さんにいじられる岡田さん」になることを予想していたのだが、始まってみれば多くの場面でいじられていたのはむしろ岡村さんのほうだった。

 

鼻毛が出ている女性を許せない、カリカリになったごはん粒が付いている女性も許せない、おならをする女性もあり得ない、という岡村さんに、

岡田「ちゃんと好きになってないんですよ、人のことを愛せてないんですよ。人を愛せないんですよ。ちっ、ちゃ!!!

岡村・スタッフ「(笑)」

岡田「ははは!(笑)」

岡村「めっちゃいじるやん俺を!うわあ…」

この「人を愛せていない」というのも周りからよく言われていることで、いとも簡単に岡村さんの器を「ちっちゃ!!!」と言ってのける岡田さんはとても楽しそうだった。

一応ゲストという立場なのだが非常にのびのびしていたように思う。

 

しかし「下ネタ」というヘビーリスナーに100%ウケる飛び道具を使わずして、まさかヘビーリスナーが愛してやまないやりとりと同じような流れが生みだせるとは。これはすごい。

 

放送が終わってから「岡村隆史のオールナイトニッポン」のリスナーの反応が気になったのでネット上をいろいろと散策した。

やはり始めのうちは「これで2時間かよ…」というような批判意見も目立っていた。ひたすら岡村さんの話を聞かされる岡田さん、のあたりだ。

そこからの巻き返しはお見事で、番組終了あたりでは好意的な意見が多くなっていた。岡田やるじゃん、という空気が漂っていた。

これはもう逆転勝利と言えるのかもしれない。

 

岡田さんももちろんいじるばかりではなく、なかやまきんに君の「筋肉ルーレット」をやらされることになり「おかだきんに君」にされていた。

結果的には「ナミングセンチュリーとおかだきんに君のオールナイトニッポン」だった。

 

こんな結果誰が予想できただろうか。

ラジオだからこそ起こったこの会話の展開。

見えないからこそおもしろい、ラジオの良さが色濃く出ていた。

 

 

岡田さんが岡村さんに言うことは正論に次ぐ正論だった。

その正論は今まで周りも散々忠告してきたことであり、その度に岡村さんは「違う!」と反論してきたのだ。

 

今回のラジオでは反論しつつも岡田さんの意見をちょくちょく受け入れているのが新鮮だった。

相手が変われば受け答えもやはり変わる。今回のやり取りではしっかりと「岡田准一が来た意味」を感じさせてくれた。

 

ヘビーリスナー兼V6ファンの私としては、今回の放送内容は大正解だったと思う。

 

ジャニーズ事務所・V6の岡田さんがゲストで来ることによって出来ない・言えない範囲も当然あったと思うので、あれが「お2人それぞれの良さを100%出した内容」ではなかったかもしれない。

 

だがどちらのおもしろい面もしっかり出ていたし、「この2人が繰り広げる岡村隆史と岡田准一のオールナイトニッポン」としてはあの形が最良だったのではないかと思う。

ヘビーリスナーとして、岡田さんのファンとして、どちら側で聞いたとしても楽しめる素敵な2時間だった。

 

今回私は「普段から大好きな番組に、大好きな人がゲストで訪れる」というありがたい機会を存分に楽しませてもらった。

 

「スクラッチクイズ」では岡村さんがDJタカシに扮し「ヨーメーン!」「ワッツアーップ!」と言いながら岡田さんと妙なノリで何度もハイタッチを交わしていた。

「曲です!」のコーナーで採用されているのもベテランのハガキ職人さんばかりで、いつもの方々がV6の曲でネタを考えてくれているということがV6ファンとして非常に嬉しかった。

2時の時報が入ると岡村さんは毎回「2時!」と言うのだが、今回は岡田さんも一緒に言っていた。

さらに番組最後には「お時間ですさようなら」までも一緒に言っていた。

 

いつも聞いている番組の定番の流れが岡田さんとの2人体制で行われているのはいちいち小さな感動があって、「おおっ!」と思う瞬間がいくつもあった。

 

おそらくこんな機会は二度とない。

例えば再びオールナイトで共演できたとしても、番組の冠として2人の名前が入ることはないだろう。

ありがたい機会をいただけた「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」は、私にとっていろんな意味で印象に残るイベントになった。

 

果たして年明け、「ナミセン」はまだいじられるのだろうか。

少し悔しいのは年末年始なので一週放送が空いてしまうことだ。

しかも新年一発目は毎年恒例「岡村さんの帰阪話」で大盛り上がりするため、ナミセンは少し霞んでしまうかもしれない。

 

でもできれば今回で「岡村隆史のラジオ」に興味を抱いた方は、ぜひ次回の帰阪話も聞いていただきたい。私は毎年爆笑しながら聞いている。

 

岡田さんが発掘した「ナミセン」「ナミングセンチュリー」。

できれば今後も事あるごとにいじられるようなネタとして生きていけばいいなあと願うばかりだ。

 

 

 

 

ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.6 (ヨシモトブックス) (ワニムックシリーズ 207)

ナインティナインのオールナイトニッ本 vol.6 (ヨシモトブックス) (ワニムックシリーズ 207)