ループ ザ ループ。

好きなものについていろいろと本気出して考えてみるブログ。

20周年を迎えてからのV6の2ヶ月間、まとめ。


本当に上手く出来すぎている。

そう思ってしまうほどにいろんな出来事に恵まれた20周年のアニバーサリーイヤー。

それは11月1日で一応は区切りがつく、はずだった。

 

ところが「学校へ行こう!」の復活、ラジオ・チャリティー・ミュージックソンのメインパーソナリティ、そして紅白歌合戦出場&司会。

それに加えて年末の歌番組や、WOWOWでのツアー最終公演の放送。

 

個人では岡田さんの主演映画、坂本さんのソロコンサート、長野さん舞台の再演などが発表になった。

 

20周年を迎えた後も話題が尽きなかった。ありがたいことにお祭り騒ぎは結局2015年いっぱいまで続くことになったのだった。

 

デビュー日からの5日間は、毎日何かしらの報道があった。

11月1日 コンサート前の記者会見でチャリティーミュージックソン・パーソナリティを務めることを発表

11月2日 デビュー20周年公演最終日の様子が報道される

11月3日 「学校へ行こう!SP」放送、井ノ原さん紅白司会報道

11月4日 「学校へ行こう!」高視聴率

11月5日 「海賊とよばれた男」岡田さん主演

 

20周年を迎えてしまえば、祭りのあとのように静かになるのだろう。

そう思っていた私にとってこの5日間は驚かされっぱなしだった。

 

長かったツアーが終われば一旦彼らの歩みは止まるのかと思っていた。

それに対して寂しさを感じるのは当然だと思っていたのだが、私は寂しさを感じる暇もないまま今日に至っている。

 

この記事を書いている今になってようやく「ああ終わったのだなぁ」と感じ始めたくらいだ。

とにかくこの2ヶ月間にもいろんな出来事があり本当に楽しませてもらった。

 

その2ヶ月を記憶しておくために、私なりにまとめてみることにする。

 

 

目次

 

 

ツアーを終えて、にこ健でのフォローと怒涛の雑誌発売ラッシュ

にこ健というのは言わずもがな、ジャニーズWeb内での三宅健さんのエッセイのことだ。

コンサートの翌日、三宅さんが綴った文章はとても印象的だった。

 

有料会員にならないと読むことのできないこの文章を引用するのはさすがにいかがなものかと思う。

ざっくりと中身を説明するならば「代々木組」「家で留守番組」「デビュー時からのファン」「新規」と、すべての人にコメントをしていた。

私が1番びっくりしたのは「出戻り組」に対してまでもコメントしていたこと。

 

本当に、この人は。

呆れてしまうくらいにアイドルで、呆れてしまうくらいにファンの目線をよくご存知で。

三宅健という人に、私は負けっぱなしだ。

 

またV6のメンバーに対しても思いの丈を綴っていた。

この時に綴られていたことは、文章こそ違えど10周年の時に語っていたこととほぼ同じだ。

とにかく、この"6人"というのが好き。そして、いいコちゃん発言にとられたらイヤだけど、V6を応援してくれるファンのみんなが好き。だから、実はかなり激しいV6ファンであり、V6メンバーでもある僕が、ファンのみんな(当然、自分も含む)が喜ぶ顔をイメージしながら考えると、どんどんやりたいことが湧いてくるというわけ。

ー2005年、10周年ツアーパンフレットより

見た目も変わっていないが中身も本当にそのままだった。

 

にこ健については個人的にびっくりする偶然があった。

 

以前10周年のことを書いた記事での、とある一文。

一通り書き終えた後、すべての文章を読み返し私はその言い回しを付け加えた。

あえて付け加えたので自分でもよく記憶している。

 

その後更新されたある日のにこ健を読んでいるとその言い回しととてもよく似たものが出てきて驚いたのだった。

知らず知らずのうちに三宅節をどこかから引用していたのか?と思い、ツアーパンフや雑誌など心当たりのあるものを読み返してみたのだが、該当するものは見つからなかった。

無意識での三宅節とも言える表現との偶然の一致は、2015年秋・私に起きた不思議現象の1つとなった。

 

またツアーが終了したことで、最終日のコンサートレポートが載った雑誌がそれはもう、山程たくさん発売された。

さすがに全ては追いきれなかったがそれでも数冊は買わせていただいたし、スポーツ新聞も久々に購入した。アニバーサリーは財布のひもが緩んで困る。

 

 

紅白司会の憶測記事で賑わうファン、そして岡田准一

11月3日、スポーツ紙で井ノ原さん紅白司会という見出しが出た。

その時点ではまだ憶測記事であり本決まりではなかったのだが、私はもう決まったものなのだと思い大喜びした。

 

メンバーである岡田さんすら本気にし「家でガッツポーズしました」というメールを井ノ原さんに送ったほどだ。

それくらいには本決まりのような空気を漂わせた記事だった。

 

結局正式に発表されたのは11月26日。

23日間も「決まったの?決まってないの?」とヤキモキさせられた。

例年以上に発表が遅れ、この日の夜の記者会見でようやく発表となったが、この時のファンの賑わい具合といったら。

本当にお祭り騒ぎだった。

 

ちなみにメンバーには公式発表の少し前に井ノ原さんの口から伝えられたそう。

井ノ原さんの「メンバーが同級生みたいに喜んでくれて嬉しかった」というコメントも画が想像できて微笑ましかったのだが、「V6のメンバーも応援してくれていますので、僕一人じゃないと思っています」という言葉もなかなか重さと深さがあり胸に残った。

 

岡田さんにしても井ノ原さんにしても、大舞台に立つときにしっかりとグループを立てる。グループ及びメンバーをその背にしっかりと背負っている、というのが前提の発言は非常に頼もしい。

 

背負って背負われての絶妙なバランス、そこに漂う安心感。

 

今でこそ「この安定感はあって当然、元々備わっていたものでしょ?」くらいに自然に思うが、これが存在しなかった時代も確かにあったのだからこの尊さったら無い

 

紅白歌合戦の事前リハーサル後の取材で、井ノ原さんが司会をすることに対し岡田さんはこう発言している。

岡田「誇りに思いますし、イノッチのおかげで僕らもまたここに立てているという面もあると思うのですごく感謝してますし、イノッチの力になれるよう盛り上げていけたらなと思っています。」

ー紅白歌合戦の事前リハーサル後の取材にて

「誇りに思う」。

この言葉で思い出したのは、やはりアカデミー賞でのあの文面。

20年間いろいろあったけど、この場所に立てる岡田を俺は誇りに思います。

日本アカデミー賞授賞式前、井ノ原さんが岡田さんに送ったメール

 

2015年2月に井ノ原さんからもらった「誇りに思う」という言葉を、年末のこのタイミングできっちりとお返ししてくるとは。

 

正直、「やられた!」と思った。

 

日本アカデミー賞W受賞と紅白歌合戦の司会。

まるでグループ結成20周年を迎える年に合わせたかのように、メンバーから2人も国民的な晴れ舞台にメインとして立つ者が出るなんて、誰が想像しただろうか。

 

「君のハートを癒やしてあげる〜♪」なんて、ふざけた格好で歌っていた2人が、だ。

去年何度言ったかわからないが、想像し得なかったとんでもない時代が来ている。

  

私が2015年で印象深かったメンバーの発言に、井ノ原さんの「誇りに思う」と森田さんの「笑っててほしい」があった。

 

そのどちらも岡田さんに対するものだったのだが、驚くことに岡田さんはしっかりきっちりとその返答とも言える発言をしている。

 

井ノ原さんに対しては上記の「誇りに思う返し」をした。

 

そして森田さんに対しては過去記事でも触れたが、

森田「俺はね、想像できないからその岡田が背負ってるものとかだから大変だなあと思うけどこうやって集まってる時くらいは何も考えずに笑っててほしいし」

ーNHK「SONGS」での対談にて/2015年8月1日放送

岡田「『岡田はここにいる時は笑っててほしい』と言われてから僕も変われたと思います。」

代々木公演3日目MCにて/2015年10月31日

  

もらった言葉をしっかり受けて返す。

律儀と言えばいいのだろうか、なんとも誠実なその姿勢がいかにも岡田さんらしい。

 

それと同時に、この人の頭は一体どうなっているのだろうか?とも思う。

もらったものをきっちり覚えておいてここぞというタイミングで引用して発言する事というのは、案外むずかしいと思う。

単純に頭の回転が早いんだろうなあと、そういう意味でも「してやられた感」がある。

 

 

念願叶った「学校へ行こう!」の復活

誰もが願っていた、伝説ともいえる番組「学校へ行こう!」の復活。

その一報が飛び込んだのは9月9日のことで、私はその5日前にコンサートに行ったばかりだった。

その時にも「学校へ行こう復活してほしいなあ」という話を友人としていた。

 

20周年のタイミングで復活してほしいところだが、この時期に発表がないということは厳しいか…と思っていたタイミングでの一報。たとえ一夜限りの復活だろうが、飛び上がるほど嬉しかった。

 

昔だから出来たこと、今では出来ないようなこと。

そんな懐かしいコーナーがたくさん詰まった放送はやはり話題となり、平均視聴率は17.8%。

瞬間最高視聴率は三宅さんが涙したシーンで、なんと22.1%という数字を叩きだした。

 

放送時間中のTwitterのトレンドワードはほとんどが学校へ行こう関連のもので埋まった。あの番組がどれだけ愛されていたか、またどれだけ注目されていたかが窺える結果だった。

11月3日、20周年を2日過ぎたがアニバーサリーイヤーのラストはこれで大団円を迎えたのだ。そう思った。

 

 

10年前の公約を果たすバク転、後輩とのコラボで魅せてくれた年末歌番組

「ベストアーティスト2015」では、「Be Yourself!」で6人揃ってのバク転を決めてくれた。

10周年の時に発言した「10年後もバク転をする」は結局ツアーでは果たされず、「やはり歳を重ねてのアクロバットは厳しいか…」とファンの大半はきっと諦めていたはずだ。

それを覆しまさか生放送の番組中にやってくれるとは。テレビの前で大興奮である。

 

その直前にKAT-TUN田口さんが来春でのグループ脱退を発表した。

該当オタさんはもちろん全ジャニオタさんがそれぞれに、半ば強制的にいろんなことを考えさせられる機会になったのではないだろうか。

 

私は今V6を見ていられることの幸せを噛み締めた。

今当たり前のように見られるものが今後ずっと見られる保証などどこにも無いのだ。改めてそう強く感じた出来事だった。

 

 

そして「FNS歌謡祭 THE LIVE」。

今年のFNS歌謡祭は2夜に分けての放送で、正直発表された時には例年通りの開催となる1夜目のほうがいいのに、と思っていた。

しかしいざ番組を見るとすごい世界が広がっていた。

 

番組が始まると同時に始まるMUSIC FOR THE PEOPLEのイントロ。

そして現れるナポレオンジャケット衣装のV6。

油断していた全国のファンは死にかけたのではないか。

 

ちなみに関西地方では番組が始まる直前まで、なんとも間の抜けた可愛らしい音楽と共にシマウマが映っていた。

シマウマかわいい〜、からの突然のV6。

 

関西ではこんな形だったが、きっと全国各地いろんな形で度肝を抜かれたのだろうな、なんて想像するとなんだか楽しい。

 

最後の「WAになっておどろう」で後輩たちが輪になって回り始めた時には笑いが止まらなくなった。

笑い上戸で申し訳ない。笑ってしまうくらい平和で、笑ってしまうくらいにタイトル通りWAになっておどっていた。

輪の中心に何か得体の知れないスゴイものを召喚できそうだなと思ってしまったくらいのパワーだった。

 

よく考えればコンサートでももう15年ほどバックにJrをつけていないのだから、周りに6人以外が踊っているだけでもなかなか貴重なこと。

何もせずとも華やかになるのは間違いないメンツだったが、前後でビュンビュンとバク転・バク宙が決まるなど激しいアクロバットを繰り広げてくれたおかげもあり、より一層見応えのある華やかなステージだった。

さながら「ジャニーズ帝国ここにあり」といったところか。

 

後輩と絡む6人はとても楽しそうで微笑ましかった。

また1つ1つのコラボそれぞれに対してとても優しい空気が漂っているようなあの空間に、V6らしさを感じた。

 

後輩の名前を叫んでみる。

後輩にセクシー泥棒させてみる。(先輩のリフトというオプション付)

後輩を文字通り振り回してみる。おんぶしてみる。

後輩とペアを組んでハートマークとか作っちゃったりする。

後輩と…以下略。書き出したらきりがない。

 

あのコラボの中にはV6がデビューした年にはまだ生まれていなかった子が何人も含まれていた。

調べてみるとあの中で最年少は、井ノ原さんにおんぶされていたSexy Zoneのマリウス葉くんらしく、2000年生まれだそうだ。

私がV6にはまった年にお生まれになったお子が、こんなに大きくなっているのか…!

 

後輩の真ん中で「デビュー20周年」という肩書を背負って立つ6人の姿はとても感慨深いものがあった。

歳を重ねたからこそ出る先輩らしさがあの空間にはあって、貴重なものを見せていただいたなあと。フジテレビさんありがとうございます。

 

いろんな見どころがあったが中でも私がぐっと来たのは「Sexy.Honey.Bunny!」の坂本さんの姿だったりする。それもバックショット。

 

44歳が親子ほど年の離れた少年たちをもバックに従えて堂々とセンターに立つ、その後ろ姿のなんとかっこいいことか。

坂本昌行まだまだ現役、歌って踊るアイドルグループの最年長には今後も期待せざるをえない。

 

 

WOWOW祭り開催 

ツアーが終了して1ヶ月経った頃、WOWOWでツアー最終日の様子が放送された。

事前番組1時間、さらに「ハードラックヒーロー」「ホールドアップダウン」のおまけ付き。これを祭りと言わずしてなんと言う。

 

WOWOWでジャニーズのコンサートが放送されるのは初の試み。

きっと相当数の人間がこれを機に加入したに違いない。この結果が何かに反映されることを願う。

 

またコンサート映像の編集には「実はかなり激しいV6ファンであり、V6メンバーでもある僕」こと三宅健さんが立ち会ったそうだ。

 

ここまで来ると私はもう、三宅さんがコワイ。

「アイドル」が、「アイドル」たる部分を追求することのおそろしさ。

そこにはまだまだ可能性を感じさせてくれる。

何をやってくれるのだろう。何を見せてくれるのだろう。

20周年を越えてなお「アイドル」としての未来を見せてくれそうで、私はやっぱり期待してしまうのだ。

 

 

想像以上だった「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」 

すいません、私なめていました。

最初に謝っておきたいくらいに私はラジオの力を見くびっていた。

 

2015年夏、24時間テレビという「見える24時間」をやり遂げた彼らが、冬にラジオという媒体を介して「見えない24時間」をやる。

 

順番が逆だったのならもっと期待していたのかもしれない。

 

「ラジオ・チャリティー・ミュージックソン」は声だけの出演で、それも四六時中6人揃って出ているというわけでもない。それに対して正直のんびり構えていた。

 

地方在住の私は「radiko」の有料サービスを利用して聞かせていただいた。

ジャニーズのラジオ番組については規制が厳しく、通常は配信されていない。

だが今回はチャリティーという番組の性質もあり特別に配信されたため、その措置にありがたく乗らせていただいた。

 

聞き始めてみると、予想以上に笑いが多い番組だった。

もちろん真面目な内容も多い。

「目の不自由な方々の暮らし」に寄り添った取材の内容には考えさせられることも多かった。やはりきっかけはなんであれ、知ることが大切なのだとしみじみ思った。

 

「V6」がきっかけだったとしても、目の不自由な方の感覚について学べたことはきっとファンにとってもいい機会だったのだと思う。

アイドルがきっかけでもいいじゃないか。やっぱりやらない偽善よりやる偽善だと思うし、それがきっかけで動いたお金が誰かのためになるのならば誰も損しない。

 

きっとこの番組はそうやって毎年大事に繋がれてきたものだと思うし、その一端を我らがV6が担ったのだとしたら、こんなに誇らしいことはない。

 

番組内ではたくさんのクリスマスソングが流れ、0時にはクリスマスをカウントダウンで迎えた。

V6もクリスマススペシャルメドレーを生歌で披露したのだが、このセットリストが神がかっていた。

1.愛なんだ
2.Lonely Holy Night (20th Century)
3.sliver bells (Coming Century)
4.Air
5.愛のMelody
アンコール. MIRACLE STARTER~未来でスノウ・フレークス~

アレンジもクリスマス仕様。

Lonely Holy Night(96年発売「GREETING」)からのsliver bells(00年発売「CHANGE THE WORLDカップリング)なんて、思わず叫びたくなった。

Airだったり愛メロだったりアンコールではミラクルスターターまでやってしまうなんて、もう全体的に素晴らしいとしか言えない。

 

踊りながら歌っていたという井ノ原・三宅コンビ、立って歌っていた坂本さん。 

合間にはおふざけのような掛け合いもあったりと本当にコンサートに参加しているようで、最高のクリスマスプレゼントを頂いた。

 

そして「岡村隆史と岡田准一のオールナイトニッポン」。

これについてはどれだけすごかったのかを放送直後にブログで散々語らせていただいたのでここでは割愛。

 

両日とも仕事だった私が聞けたのは24時間のうち半分ほどだったが、その中で愉快だった部分を幾つか挙げておく。

 

三宅「3時だからそろそろ甘いものが欲しくありませんか」

井ノ原「小学生かお前は」

三宅「大切なのはパイなんだ!」

井ノ原「どっちのパイなの?」

三宅「右?」

まさかの下ネタ。オールナイトニッポンですら下ネタNGだったのに、午後3時にアイドルが自らの曲名で繰り出すダジャレ「パイなんだ」…。

 

またわちゃわちゃして好きだったのは番組始まって間もない時間帯に繰り広げられた、以下のくだり。

 

長野さんがメールを読み終えてから「それさっき俺読んだ」とツッコむ坂本さん。

「なぁがぁのぉくーん!!」と責められる長野さん。

剛健コンビは高い声で笑っている。

「スタッフに渡されたんだよ!」と言い訳するも、「謝って!」と囃し立てられる長野さん。それを受けて放った言葉は「24時間以内にもう1回読みます!」である。

 

「謝って!」と囃し立てていたのに最終的には「長野くんは悪くない!」「読まれた子も嬉しいと思うよ〜」とフォローするメンバー。V6って…。

 

また、チャリティーの電話をかけてきてくれた方と会話する坂本さんがかっこよすぎた。

募金の額を聞かれ、2〜3000円と答えた方に対し「そんなに!?」とリアクションした後「じゃあわかった、2000円募金して、1000円自分へのプレゼントにして」

そ、そんな答えありなんや…! 目からウロコ。

 

めちゃくちゃかっこいい!男前!大人!と思った。

だが別の場面では、用意された原稿を読む際に「耳をすぎとませて」と何度か噛んでいたことも私は決して忘れない。

 

 

2年連続出場となった紅白歌合戦

1度めの出場を終え、「いい記念になった!」とメンバーも語っていたりと2度めの出場に対する欲もさほど感じられていなかったが見事に2年連続の出場となった。 

井ノ原さんにいたっては司会という大役を見事務め上げた。

 

番組が始まり、袴姿の井ノ原さんを見た時には感無量だった。

日本の1年の締めくくり、国民的な番組の司会を井ノ原快彦が行っているという現実。

 

衣装チェンジでたくさんの姿を魅せてくれたが、そのうち1着は98万円というとんでもない額のスーツ

そういう意味でもすごい舞台なのだということを思い知ったのだった。

 

もちろんPerfumeも好きな私にとっては、共演して披露したディズニーメドレーは奇跡のコラボレーションでもあった。

ディズニーキャラクターたちとV6とPerfume、綾瀬はるかさんの繰り広げる空間は夢の国そのもの。癒やしでしかなかった。

 

芸人さんとの絡みでは司会の井ノ原さんだけでなく、坂本さん・長野さんの名前もテロップで登場。

苦労人だなんだと言われ続けて20年、トニセンが年末の国民的な番組で名前を紹介される。非常に感慨深かった。

 

いろんな場面で登場するV6に感動した。楽しんでるなあ、幸せそうだなあ、という笑顔が見られたのがファンとして1番嬉しいことだった。

 

こんな機会に恵まれたのはV6が20周年だったことも一つの要因だったかもしれないが、やっぱり井ノ原さんが司会だったことが間違いなく大きい。

 

これまで司会業をこなしてきた井ノ原さんの頑張り、それに加えて2015年のV6アニバーサリーフィーバー。

 

もしもどちらかが欠けていたら2015年末に司会・井ノ原快彦、V6二度目の紅白出場、は無かったかもしれない。

トニセンが合間に出てくることも、ディズニーメドレーも参加できていなかったかもしれない。

 

個人の活動をグループに、グループ活動を個人の活動に。

まるで見事に還元しあって成し遂げられたような紅白歌合戦の舞台、それが2015年の締め括りとなったことは本当に奇跡のように感じた。

 

 

 

本当に、V6の20周年って誰かが壮大な規模で描いたシナリオなのではないかと思ってしまう。それくらいに出来過ぎていた。

メンバー的にも、そしてファンとしても、しんどかった時期も確かにあったはずなのにそれを帳消しにしてしまうような年だった。

 

すべては、2015年のために用意されていた筋書きなのではないか?

 

「過去の出来事が今につながっている」

推理小説などで言えば解決編、まるで伏線を回収しているようだった。

 

もしV6の歴史を何章かに分けるとするなら、きっと今は何章めかが終わった節目なのだろう。終わってしまうことに寂しさもあるが、終わりは始まり、だ。

 

井ノ原さん司会の紅白歌合戦が「白組の敗北」というオチをつけて終了したことも、きっと次に繋がる伏線なのではないか?

新年早々なんともおめでたい、そんな推理を繰り広げている私である。

 

次の章には何が待っているのだろう?

2016年も、V6が見せてくれる景色におおいに期待してしまう。

 

 

とりあえずは2月に発売されるDVDに絶大な期待を寄せながら、次の一報が入るのを心待ちにしていよう。

 

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