ループ ザ ループ。

好きなものについていろいろと本気出して考えてみるブログ。

1万人以上に「V6」の記事を見てもらって気付いたこと。


先日書いたブログが思いもがけずたくさんの人の目に触れる結果になり驚いています。

とんでもないことになりました。

その貴重な体験で感じたことを、率直におすそ分けというかしっかりとお伝えしたいなあと思いました。

 

前置きとしてまず、これだけいろんな人に見てもらえたのは私の手柄ではないと思っていることをはっきりと伝えておきたい。

私がすごいのではなくてそれだけ「V6」に反応してくれた人がいたということ。それが何より嬉しい。

ファンの間で回していただいたことはもちろんのこと、それ以外の方にも見ていただけたようで、ブログを始めて本当によかったなあと思うと同時にSNSの凄さを実感しました。

ブログをはじめて日の浅い人間がなかなか無い機会に出くわして驚いたこと、感動したことを書いてみようと思います。

 

 

「12300」という数 

 この数字が何かと言うと、

 

これまでにこのページにアクセスしていただいた方の数。

単純にページを開いていただいた数だとなんと約16000回。

とんでもない数字。少なくとも本格的にブログをはじめて1ヶ月あまりの人間からすれば本当に途方も無い数字。 どうやってこんな数までたどり着いたか、それはTwitterでリツイートしてもらえたことが大きな要因だと思う。

 

私が初めて目にしたこの記事の引用では、本当に身に余るお言葉なのですが「こんな記事が読みたかった」と書き添えてくださっていた。正直それを見ただけで、うわあああ…ととても嬉しくなった。泣けた。

 

そして記事を載せた10月29日、じわじわとアクセス数が増えていった。 

10月30日の朝、その数はとんでもないことになっていた。7時頃にアクセス数を確認した際、私が見たその瞬間だけでページにアクセスしてくださってる方が170人くらい。170人の方が同時にこのブログを開いてくれていた。おそらく今後一生こんな経験できないと思う。

 

数字はどんどん伸び、あっという間に5000人を超えた。

それでもまだ衰えない勢いを見て、ふとこんなことが頭をよぎった。

「このまま行ったら、大阪城ホールの収容人数くらいまでいくのではないか?」と。

なぜ城ホール?と思われたかもしれませんが、大阪に住んでいる私にとって大きな会場と言えば大阪城ホール。この間V6が来た時には、確か約9000人の動員だったと思う。*1

 

だがその9000という数字さえも超え、まだ数字は伸び続けていた。

 

そこで「もしそうなったら素敵すぎるなあ」という考えが浮かんだ。

 

V6の聖地。今日最終公演が行われている代々木第一体育館。

その動員数にもし到達することがあれば、こんなに素敵なことはないなあ、と。

なんだかうまく言えない。でも、それだけの数に届けばなんだか素敵だ。なんとなく夢がある。 

 

代々木第一体育館の公式サイトによれば収容人数は13243人。ステージセットを組むため実際の動員数はそれ以下となるが、はっきりした数字はわからない。検索してみた結果とりあえず「12000人は入るだろう」と仮定することにした。

 

そして日付が変わって今日。

V6のデビュー20周年の日、ついに12000人を越えた。

代々木第一体育館のその動員数に匹敵する数の方々にアクセスしていただいた。それがちょうど20周年の当日になる、という奇跡が起きた。

 

そしてもう一つ。記事を公開したのは初日、幕が開ける前だった。つまり「代々木の公演期間中」にこれだけのアクセスがあったということだ。

 

こんな出来過ぎた展開があっていいのだろうか。なんだか泣ける。最近本当に泣いてばかりだ。

 

 

こっそり感想を見て回った、感想。

 

Twitterを開いてみるといろいろな感想があった。

記事を引用してくださった方や、そのツイートをさらにリツイートしてくださった方の感想を覗きに行かせていただいた。すいません、実はこっそりお邪魔していました…。

 

私が想像している以上にいろんな人にいろんな感情を抱いてもらえたようだった。

中でも「泣いた」という感想がとても多く、驚いた。

私自身も記事の作成中にV6最高すぎる…!と思い、ちょっと泣きながら書いていた部分もある。

「6人のこれまでの軌跡に対して思いを馳せる」ことができる人が、こんなにもたくさんいるということ。記事にすることでそれを目の当たりにできた私はとても幸せ者だなあと思った。

 

そして最近ファンになった方に「こんな歴史があった」ということを知ってもらえた部分もあったようだった。いわゆるJK世代の方もたくさんRTしてくださっていた。こんなにもたくさんの10代の子たちを虜にしているV6の凄さ、改めて思い知る。

V6をずっと支え続けてきた方々からすれば新参者ということになってしまって少し居心地が悪いというか肩身が狭く感じる方や(実際私も出戻ってきた人間なのですごくよくわかる)、なんでもっと早くにファンにならなかったのかと後悔している方も確かに存在していることも実感。

その中で、昔からV6を支え続けている方への感謝を言葉にしている方もたくさんいた。

 

求める人がいなければアイドルの活動は成立しない。

支え続けている方がいることと、そのおかげで20周年があるということ。それを理解して先輩ファンにもありがとうと言う新参ファンがたくさんいる。

泣ける。

 

また昔から支えて続けている方の感想。

岡田反抗期時代、メンバーだけでなくみんなが感じていた不安。やっぱり20年間で最大の危機は「岡田の反抗期」だったとみんなが感じているし実際そうだったと思う。

それを乗り越え、その延長線上に「20周年を迎える幸せを噛み締める今」があること。正直、涙なしには語れない。 

『ファンも一緒に「岡田の反抗期」を乗り越えた。』

それを共有したいという気持ちこそ、あの記事があらゆるところで拡散されてたくさんの人に読んでもらえた理由なのではないかと思ったりもする。

 

乗り越えてきたのは本人たちだけではなくて支える側も一緒で、だからこそこんなに「20周年」が嬉しくて、みんなで感動できる。

確かに存在した危機を乗り越えたということに対して、昔からのファンの方も最近V6を知った方も「よかったね!」と讃えあえる。たくさんの方のツイートを見たが、どれも「今この瞬間を共有できることへの喜びと感謝」で溢れていた。

V6の20周年がこんなにもたくさんの人に感動を与えているのは、こういう一面があるからではないだろうか。

 

ファンでない人からしたらV6って少し地味に見えるかもしれない。

個人の活動が多くて、グループでの活動について知らない、興味のない人もいるかもしれない。

でもそういった方にも「こんな絆があるんだよ」ということがほんの少しでも伝われば、とてもうれしい。

 

「20年」の重みを自分なりに理解しようとしている人がたくさんいたこと。そしてその結果、20周年をこんなにも多くの人が一致団結して祝い、楽しめているということ。

 

全貌からすればほんの一部分かもしれないし、側面を少し見れた程度に過ぎないのかもしれない。でもそれが垣間見れて本当に、本当に感動した。

 

私は今回感じたことがある。

「アイドル」って本人だけが作るものではない。

ファンも一緒に「アイドル」を作りあげているのだ。

V6ってすごいな。V6ファンってすごいな。素直にそう感じた。

 

 

書きたかったことはなんだったんだろう?

勢いのままに書き上げたが、私が書きたかったことはなんだったんだろうかとふと考えた。

このブログを立ち上げる際に「20周年までに書きたいこと」をリストアップした。その中で最も大きかったことが「岡田の反抗期」。

いろんな思いがようやくメンバーから語られ輪郭は掴めたし感動した。でもそれを自分なりに考察して、20周年の日を迎える前にしっかりと整理しておきたかった。

 

結果的にいろんな人の目に触れることになり、大丈夫だったんだろうかと少し心配もしている。読んだ方が共感してくださるのがとても嬉しい。でも、本当にうまくまとめられていたんだろうかとも思う。6人が今伝えようとしていることをちゃんと把握できているのだろうか、だとか。

 

6人の温度感が少しでも伝わっていたらいいなと思う。しっかりと感じられるあたたかみ、みたいなもの。

拙いなりにも記事として書き上げられたことをとりあえずは喜びたい。結局1つの記事には収まりきらず、続けて2つ目の記事も書いたのだがなぜかそっちのほうがさらに長くなるという奇妙な状態になってしまったけれど。

 

「どんな仕事でも、どんな使命でも、そこに人を思う心があればその仕事は誰かの心に必ず届く」。

 

岡田さんの例の言葉とは少し違うかもしれないが、「私が6人に対して思うこと」が間違いなく誰かの心に届いたような気がして本当に嬉しかった。

拙いものかもしれないが、心だけはありったけ詰め込んだ自信がある。

そんな貴重な機会を経験させてもらえたのもV6を好きになったからで、彼らに本当に感謝したい。

 

代々木第一体育館のおおよその動員数、12000人を超える人にアクセスしてもらえたことは私にとってすごい経験だった。

そしてこの経験もぜひブログを読んでくださった方と共有したいと思った。

どれくらいの人にこの記事が見てもらえるかはわからないけど、少しでも伝わったらいいなあと願う。

 

アニバーサリーツアーの最終公演は今行われている真っ最中だ。

公演が終わりいろんな感想が飛び交うのをワクワクしながら待っているところ。

どんなことが起こっているんだろう。

どんな感動的な空間になっているんだろう。

 

先ほど、今まさに現場にいる方の発するツイートを覗いてみた。

代々木が大変なことになっているらしい。

会場に入れなかった、外で音漏れを聞いているファンにも聞こえるようにと会場の扉を開け、音量を上げ、さらに「外のみんなー!」と声掛けまでしたらしい。

 

最高すぎる。

こんな人たち、なかなかいない。

 

結局私が書きたかったことって「V6が大好きだ」という単純なことだったんだなーと、今更になって気付いた。

 

そして私がしたかったことは「私達、いい人を好きになったよね!」という喜びの共有だったのかもしれない。

 

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(追記)

報道によると、今日の公演の動員数が会場の公式サイトでの収容人数を上回っているようだ。会場の外に集まった方々もびっくりするほど多かったそうで、12000という数字がなんだかグダグダになってしまった。

でもまあ、「とてもたくさん」というニュアンスが伝わればそれでいいかなぁ、なんて。

 

 

 

*1:最寄り駅に約9000人の来場が見込まれるので切符を先に買っておくことをすすめるボードがあった。記憶では、確か9000人だったと思う…