前回記事で、ファンクラブに再入会した話を書いた。
2001年に入会した際には「好きな個人名を1人選ばなければならない」ということに苦悩した。
その経験をふまえ「誰を選ぼうが申し込みできる内容に変わりはないのだからとりあえず入会することが大事」とし、取り急ぎ入会した2015年。
ネットの普及が進んだ現在では「ジャニーズネット内で自分の登録情報の一部としてその選んだメンバー名ががっつり表示される」という事実に直面し、どのメンバーを選んだとしても大いに違和感があるのだがどうしたら…と結局モヤモヤしている、そういった内容を綴らせていただいた。
実は、入会した後で知った情報がある。
公式サイト上ではその方法は明記されていない。
もしその情報が間違っていたら、それを参考にされた方がいた場合に私は責任が取れない。
ブログ内で言及し事実として言い切るにはあまりにも不確定な内容だったため、とりあえず一旦は見送ることにした。
そこをスルーした状態で綴ったのが前回の記事だった。
しかしありがたいことに、ブログを読んでいただいて「こういう方法がある」ということをツイッター、そしてブログのコメント欄にて伝えてくださった方がいらっしゃった。(トリリアンさん、なあこさんありがとうございます!)
ご指摘いただいたことも嬉しかったし、そしておそらく「あ、知ってるけど今更教えてもかわいそうだから黙っとこう…」という方もいたのではないかと想像する。チキンで小心者な私であれば、おそらく指摘できないからだ。
だからこそご指摘いただいたことが嬉しかったし、ならばこの情報は追記しておくべきなのではないかと思った。
少し悩んだがここはあえて、あくまで曖昧な情報のひとつとして綴っておくことにする。
「ファンクラブの申込みは、個人名を選ばなくても出来る」
ネット上を見ていると、V6に限らず最近はどこのグループもそれが通用するようになっている、らしい。
あくまで「らしい」で受け取ってほしいのだが、とにかくそういう情報があるのだ。
私のような「個人名を選ぶのに苦労した民」にとっては目から鱗、眉唾もののお話である。
誰か1人を選べない場合、つまりグループ全体が好きな場合はグループ名を記入しても申し込みができるらしい。
また、項目が未記入だった場合もグループ名として登録されるらしい。
「らしい」ばかりで申し訳ない。
これと合わせて言われていることがある。
それは「グループを選択できるのは申し込み時だけ」ということ。
つまり申し込み時に個人名を選択していた場合、後からグループを選択することはできない。
それが先にも述べた、『「あ、知ってるけど今更教えてもかわいそうだから黙っとこう…」という方もいたのではないかと想像する。』という文章の意味するところだ。
一度個人名を選択してしまった私は、もうグループを選択することはできない。
申し込み後にこの情報を知って愕然としたのだが時すでに遅しである。
またこの情報と共にあちこちで囁かれていたのは「あの個人名の記入はグッズを作る際の参考にする程度らしい」ということ。
要するにうちわなどの販売数の目安になる、ということだ。
これもまた公式からのアナウンスがないので私の口から断定することもできないが「必要数を予測する」、そのための要素としてこの「個人名の表記」は非常に参考になると思う。
やらしい話、「どのメンバーが人気か」という指標はビジネスとして必須な情報だ。
先日のカウントダウンコンサートではV6はVTR参加のみだというにも関わらず、最高なビジュアルかつ6人揃いのうちわ1種が発売された。
そしてあっという間に売り切れた。涙を飲んだ方も多かったはずだ。
これはおそらくそんなに売り上げが伸びるとは思われていなかったからで、そもそも用意されていた数が少なかったのだろうな、ということは想像するに容易い。
当日不参加のグループのうちわがどれだけ売れるかなど予想しようが無い。
読み違えても仕方はないものの、買い手にとっても売り手にとっても残念極まりないお話だ。だからといって作りすぎて余らせてもいけないし、この辺りの駆け引きは本当に難しいのだろう。
ジャニーズに限らないがグッズ販売で売り切れが出ているのを見て「ああ勿体無い…!」と思うことはままある。
求めている人がいるのだから売れるだけ売って存分に利益を得ていただき、またファンの心も潤していただきたい。
ビジネスチャンス大事に!と勝手にハラハラしている。
少し話が逸れたが、そういう場面…というか主に「現場」でのいろんなことを把握するのにあの個人名の欄は意味をなすのだろう。
グッズの販売数もそうだが、会場の規模や公演数を決めるのにも重要な役割を担っていそうだ。
ファンクラブ全体の人数は、きっとグループとしてのコンサートの会場規模・公演数に影響する。
個人については、出演舞台の公演数なんかにも影響があるかもしれない。
公式の申し込み方法として記入を命じられているのはあくまで「入会希望ファンクラブの中で好きなタレント1名」だ。
しかも最初の1回だけはグループ名が選択可能なのに対し、後からグループを選択したい者に対する救済措置は無い。
ということはおそらく欲しい情報はそこなのだ。
あくまで「個人名」であると推測できる。
私のような「1人を選ぶのに苦悩する」タイプの人間がどれだけ存在するのかはわからない。
だがもし100人が100人ともグループ名を選択してしまったとしたらこの項目は全くもって意味がなくなる。
だからこそ公式にはあえて「グループ名も可」と記載していないのではないだろうか。
そういう点も考慮すると、できるだけ個人名を記載するのが好ましい。
申し込みする側の私たちに大して影響はなくとも、運営している側にとっては貴重なデータなのだから。
後から変更できる、その意図とは?
ジャニーズネットで「私の登録内容」としてその個人名が確認できるということは、当然ながらファンクラブ側がそれを把握しているということだ。
しかもネット上で簡単に変更ができるということは、逆に言えば常に新鮮な情報が求められているということでもある。
単なる申し込み時のアンケートであるならば、あの欄をわざわざ変更可能な内容としてネット上で確認できるようにする必要ははっきり言って無い。
つまり、やっぱりどこかで何かしらの影響があるのではないか。
個人名を選ぶことによってその人単独の仕事…例えば主演舞台なんかのチケットの当選確率に影響があるのでは、という見解もある。
他のメンバーを選択している会員より当たりやすくなるのでは、といったものだ。
それについてもまことしやかに囁かれている噂でしかない。あるかも派もいれば、ないだろう派もいる。
真相は知る由も無い。
しかし、データとして登録されている以上やろうと思えばそういった操作も簡単にできると思っておいたほうが良い。
どういった基準で当選者を振り分けるかは運営側の心持ち次第で、我々は手のひらの上で転がされているに過ぎない。
万が一そういった優遇措置が取られた場合にも納得できるように、そんな心構えで選択したほうがいいのかもしれない。
…と、「1人を選択する」という作業が15年経っても苦手な私は思うのだ。
そもそもスパッと選択できてそんな心構えが必要ない方にとってはこの記事なんてもう、鬱陶しさの塊でしか無い。申し訳ない。
しかし、もし今後入会を考えている方の目に届く機会があるのならば参考程度にはなるかもしれない。
私のように申し込みした後でこの事を知り、「いやグループ選べたんかーい!!!」とつっこむ方も減るかもしれない。
公式ホームページに書かれていない方法である以上、推奨するのは気が引けるし責任は負えない。
ただ、誰か1人を選びきれなくてどうしても、ど〜〜〜しても、グループ名を選択したいという方は、この裏メニュー的方法を参考にしてみてもいいかもしれない。