ループ ザ ループ。

V6デビュー20周年という節目に戻ってきたアラサーがいろいろと本気出して考えてみるブログ。基本V6の話、でも書きたいことを気ままに。

「三宅健のラヂオ」のススメ


私がこの番組をしっかり聞き始め、最初に思った感想は「正直とっつきにくいかも…」だった。

しかしこの番組の恐ろしいところは、聞き続けるにつれてその中毒性にはまっていくというところだ。

 

おそろしく「三宅健」で、おそろしく「ラヂオ」である。

 

ラジオという空間は実に閉鎖的だ。

もちろんつまみ食い程度に聞きかじって楽しめる部分もあるのだが、長く続けば続くほど一見さんは入りづらい世界が構築されたりもする。

 

恒例になっている企画があったり、番組スタッフさんの名前が普通に出てきたり、話が前週とつながっていたり、この番組の中では定番なのかな?と思われるよくわからないネタがいきなり登場したり。

初めて聞くリスナーは置いてけぼりになる機会も多い。

 

しかしラジオというものは、聞けば聞くほどおもしろくなっていくものだ。

 

その世界観はやっぱりラジオでしか成りえない。

私が冒頭で述べたように「とっつきにくい」「入りづらい」と思う人も多いかもしれない。

 

しかも現代はネット社会で文字起こしされたものを目にする機会も格段に増えた。

2時間の番組だって文字で見てしまえば一瞬で把握できる。しかもおもしろい部分だけを拾って読みやすく整理してくれるのだから、こんなに便利なことは無い。

 

「三宅健のラヂオ」なんて、公式サイトで文字起こしがされているのだから本当に驚く。

 

「だったら聞く必要なくない?」

そう思うのは大間違いだ。

 

三宅健に興味がある人にとって必聴。

それが「三宅健のラヂオ」である。

 

目次 

 

 

 

 

はじめて聞く時のとまどい

三宅健の、三宅健による、ファンのためのラジオ。

私が思うこの番組のイメージはこれである。

 

逆に言えば彼に興味が無い人には少し聞きづらいかもしれない。

それくらいパーソナルで、ファン向けの話題が多い。

 

いきなりゴクゴクと何かを飲み始めたりするし、明らかに親しげな誰かに「お前さぁ〜」と会話し始めたりする。

 

何飲んでんねん。

誰と喋ってんねん。

 

聞き続けているとそれが普通となり当然のように感じるが、いきなり飲み物を飲む音が聞こえ始めたり、知らない人が名乗らずに話し始めると初心者リスナーは混乱する。

先ほど言った通り「何飲んでんねん、誰やねん」状態だ。

ちなみに結局毎回のように飲んでいた何かの正体は「白湯」であり、いきなり登場したのは「マネージャー」だった。

 

そんなところに内心ツッコミを入れつつ、たまにこらえきれずにニヤニヤする。

あらゆる事柄に心の中でツッコミを入れるのが趣味になってしまっている私からすると、このラジオは聞いていてとても忙しい。

 

なぜかと言うと当たり前なのだがこのラジオは「三宅健が1人で喋る」からだ。

 

基本的には出演者は三宅さんのみなので、ツッコミを入れてくれる人が存在しない。

パーソナリティが1人の場合は隣にいる作家さんが相槌を打つなりツッコミを入れたりするパターンが多い。

ラジオ遍歴が偏っている私は、ツッコミがまったく不在のラジオは初めてだった。それがはじめに感じた「とっつきにくさ」につながったのだと思う。

 

 

 

ツッコミどころが随所にある

複数人で構成されているラジオ番組であれば自然と役割分担が発生する。

それは「ボケとツッコミ」であったり、「話を回す司会者とそれを受けるゲスト」であったりする。

 

1人で放送されているラジオでは基本的に自分のボケは自分で回収する。

自分でツッコミを入れ話を終わらせ、次の話題へ。

これはテンポも良く、リスナーが抱くちょっとしたモヤモヤもスッキリした上で笑いに変わるので聞き心地が良い。

 

しかし、これは天然ボケでないパターンに限るのだ。

 

「三宅健のラヂオ」は三宅さんの世界観で、三宅さんの赴くままに話が進む。

その中にはついつい気になってしまう点も多数登場する。

 

直近で個人的にとてもつっこみたかった話題を紹介する。

2016年2月1日放送回、「コンプレックス」について語ったくだり。

リスナーから届いた質問に「完璧すぎるくらいの健くんにはコンプレックスはありますか?」といった内容のものがあり、自らのコンプレックス論を披露した。

 

この話題で一番ツボだったのは以下の部分。

あの~ベッカムが来日した時にさ、あの顔であの声はちょっとショックだったじゃん。

本人はわからない、コンプレックスを持ってるか知らないけど、ベッカムからあんな高い声が出るなんて誰も思わないじゃん。

それは本人はコンプレックスを持ってないかもしれないけど、その残念さすら人間っぽくて良いよねって思っていくしかないよね。

(「三宅健のラヂオ」/2016年2月1日放送)

 

一言で感想を言うなら、THE・失礼。

三宅さんの発言を文字で書き出すとこんな危うい状態になることも多い。

 

放送を聞いた方で、彼の人となりをなんとなく把握している者からすればこの発言に一切悪意はないとわかる。

だが改めて文字にするとなかなかの破壊力。

 

確かに当時、大人気でブームさえ起こしたイケメンサッカー選手・ベッカムが発する高い声に驚いた人は多いと思う。

実際私も「お、おう……思てたより、高いやん…?」と、とまどった。

 

しかしながら、私のようなツッコミ属性のある人間は心の中で三宅さんに対して色々とつっこみたくなり、その度にニヤニヤしてしまうのだ。

 

「いや、お前が言うんかーい!」、と。

もちろん愛のあるツッコミであるのでどうかご容赦願いたい。お前だなんて普段は当然呼ばないし呼べるわけもない。

 

三宅さんだって唯一無二の可愛らしいお声をしていらっしゃるし、ご本人もベッカムの話題の直前に「この何か鼻にかかったなんとも言えぬこの声」と自らの声を表現している。

 

にも関わらず、だ。

よりにもよって例に出したのが「高音ボイスのベッカム」だったことが私はとてもツボだった。

 

いやいや、ご自身も負けず劣らずですよ、と。

三宅さんだってきっと初見の人からすれば結構パンチの効いたお声でありますよ、と。

 

…というか10代のファンが増えた今、あの頃日本に吹き荒れたベッカム旋風を知らない方も多いのではないか。不安である。*1

 

「あんな高い声が出るなんて誰も思わないじゃん」

率直な感想が無邪気でとても三宅さんらしく微笑ましいのだがすごくつっこみたくなる。

さらに勝手ではあるのだが、どこかから叩かれやしないかと少しハラハラしてしまう。

 

三宅健さんの魅力の1つは、こういうハラハラドキドキが詰まった無邪気爆弾っぷりであると思っている。

 

 

礼儀への向き合い方とそれに影響されるファン

このラジオで特徴的なのが、リスナーから寄せられるメールの文章だ。

 

例えば、通常のラジオ番組で紹介するメッセージの冒頭は

毎週楽しく「聞いています」もしくは「聞かせてもらっています」である場合が大半だ。

 

しかし「三宅健のラヂオ」は一味違う。

 「聞かせてもらっています」ではない。「拝聴させていただいております」になる。丁寧すぎる。

 

またメッセージの結びの一文にも「お体ご自愛ください」など健康面を気遣うものがよく見られる。

もちろん全てがこのパターンでは無いが、まあ多い。他のラジオではまず聞かれない文章が頻繁に出てくるのだから非常に気になる。

 

ラジオに投稿する側というものはどうやったら読まれるのかをしっかり考える。

そうなるとやはり採用者に倣って文章をつくる為、やはり自然と文面は似ていく。

ハイテンションな番組ならハイテンションに書くし、几帳面な文面を好む番組であれば静かに落ち着いた雰囲気になるのだ。

 

そういった面からも三宅さんのラジオは実に「三宅健のラヂオ」だなあと思う。

 

和が好きで礼儀を重んじる。

だからこそ時折「日本語を正しくつかおう」感がたっぷり詰まった口調になったり、一人称があえて「私」になったりもする。

 

しかしながら三宅さん自体はやっぱり昔と大きくは変わっていない。

通常のMCなどでの立ち振る舞いはほぼ変わっていないし、この番組内でもそうだ。

 

正しい日本語を使っていたかと思いきや急に語尾が「だもん」などの甘えモードになったりもするし、「〜じゃん」などの若者口調にもなるし、急にヘラヘラしだす時もある。

 

「私」の一人称は、改まってちょっとスッキリした文章を言おうとする時に出るパターンが多い。

出来事についてさらさらと喋る時には「僕」なのに、少しのタメを作って自分の意見を述べる時などは「私」になったりするのだ。

 

その為、時折「なんだかちょっとイイことを言おうとしている」感が漂い、私はなんだかそわそわしてしまう。

 

「三宅の健さんが、何かイイことを言おうとしておられる…」と思うし、そこに漂う雰囲気が急に初々しい…というかどことなくたどたどしいものになり、そこにはなんだかほんのり照れもにじむ時さえある。

 

誰か相手が存在している状態でそういうことを言う時にはどっしりとしたドヤ感を出してくるのに、一人になった途端にこれなのだ。本当にかなわない。

 

 

「1人の場合」と「相手がいる場合」のトークの違い考察

メンバーといる時の三宅さんとはやはり少し違う。

なぜ違ってくるのかと考えてみたが、やはりV6にはいい意味で三宅さんのあげた足を確実に取るメンバーがいるということが大きいのではないか。

 

例えばMCで三宅さんが「ドヤ感」を出す場面があったとして、もしその時にたどたどしさや照れなどを滲ませようものならばどうなるか。

メンバーはもちろんのこと、観客まで含め一斉に「健ちゃんカワイイ」の嵐だ。

「やめろ!」と言いつつ満更でも無さげな照れの表情を見せる三宅健、というところまでセットで想像できる。

 

それはきっと本人的には望むところではないため、やや振り切った対応をしようとする。

その結果が「あげ足を取られまいとちょっとワルぶった強めな健ちゃん」に繋がるのではないか。

 

また三宅さんはあげた足を取られるのも得意であるが、誰かのあげ足を取るのも大好きだ。

日頃のお返しとばかりに本当に嬉しそうに行うその様は「見つけたぞぉー!」と言わんばかりである。

 

だがたまに、人のあげ足を取ろうとして一緒にすっ転ぶ。

もしくはあげ足を取ろうとしたのに、いつの間にか自分があげ足を取られている。

そして結果的に笑っちゃう。

 

…文章を綴っていてなんだか楽しくなってきてしまった。これだから三宅健は魅力的なのだ。

 

しかしこれは過去少し物議を醸した「『健は絡みづらい』問題」、もしくは「いじめ問題」の件にもつながっている。これについては29歳まとめで書いたので詳しくはそちらの記事にて。

V6は29歳の時何をしていたのか?(5)三宅健編 - ループ ザ ループ。

 

この三宅さんが巻き起こす一種の「共倒れ状態」とも言える現象は見ていてとてもおもしろい。

本当に不思議だ。あんなに意気揚々と向かって行ったはずなのに、なんだかわからないが結果的にそうなるのだから。

これはもう三宅さんの持つ武器であり、グループとしての武器でもある。

 

ただ狙って行われているわけではないのでやはり振り幅はある。

グダグダになる時もあればキレイに落ちる時もあるが、結局なんだかんだで三宅さんがヘラッと笑えばそれだけでなんとなく幸せな空間に収まってしまうのだから、これまたおそろしい。

 

それをふまえた上で「三宅健のラヂオ」で喋る話を聞いていると、改めて「1人」の仕事なのだということを強く感じる。

話す相手がいるか、その有無で一番キャラが変わるのは三宅さんなのかもしれない。

この番組に関してもスタッフが会話に参加しているか否かでかなり印象が変わる。

 

のんびり口調でまったりと1人で話している様子、本当の意味でのマイペースはこちらなのかもしれない。

あげ足を取るでもなく取られるでもない。1人でのんびりと自分の意見を述べるラジオは、元来真面目で真っ直ぐな考えを持つ三宅さんに向いているような気がする。

 

また和が好きで日本語の響きを大事にしようとしていることは、たまに発言の端々に織り込まれる難しい言葉からも感じ取れる。

きっとそれらは自然と覚えた言葉ではない。

感性に響いたものを1つ1つしっかりと記憶し、自分の言葉として取り入れようとしているような一生懸命さがある。

 

三宅さんの場合は、それが少し透けて感じられるのが可愛らしい。

本人にとっては不本意かもしれないが。

 

 

マニアックすぎる選曲

プロモーションすべき新曲がない近頃、このラジオで流される自身の楽曲たちが非常にマニアックになっている。

「それを、今、かけるんですか?!」と思わず言ってしまいたくなるような、とびきりマニアックな選曲。

このラヂオで初めて知った!という曲があるご新規さんも多いのではないか。

 

いきなりデビュー曲のカップリング「Theme of Coming Century」を出してきたりするのはほんともう三宅健。

これはおそらく森田さん・岡田さんならやらないだろう。トニセンだったらちょっとふざけてやるかもしれない。

そんな感じの、グループ結成時のなんともいえない「ジャニーズ」な曲だ。

「ファンが否が応でも反応してしまう、パブロフの犬状態ですよ。絶対にそのはず。」と本人も称した通りである。

Theme of Coming Century - Coming Century - 歌詞 : 歌ネット

 

ちなみにここ数ヶ月でかけたV6関連楽曲リストは以下。

9/21 V6Nature Boy」(97年)

9/28 V6「微熱のWoman(97年)

10/5 Coming CenturyTheme of Coming Century」(95年)

10/12 V6MIRACLE STARTER  未来でスノウ・フレークス」(96年)

10/19 Coming CenturyBorn to run(96年)

10/26 V6Listen」(00年)

11/2 V6「上弦の月」(00年)

11/9 Coming Century12ヶ月」(10年)

11/16 V6「心からの歌」(08年)

11/23 V6DANCE!! Make The Party High~」(99年)

12/7 Coming CenturyLOOK’IN FOR MY DREAM(97年)

12/14 Coming Centuryfight」(09年)

12/21 20th CenturyPrecious Love」(00年)

12/28 三宅健「夕暮れオレンジ」(07年)

1/4 V6RADIO MAGIC」(10年)

1/11 Coming CenturyAre you ready tonight?」(09年)

1/18 V6Supernova」(13年)

1/25  V6Perfect Lady」(12年)

2/1 Go Morita&Ken Miyake「旅立ちの翼“HIP HOP Ver.”」(06年)

数曲は省かせていただいたがほぼ全て記載した。

最古とも言える楽曲から初回盤のみに収録されたカップリングまで。これをマニアックと言わずして何と言う。

 

 

ファンが「待ってました!」と言いたくなるような話題の数々

この番組で発信される情報はファンにとって非常に貴重である。

このラジオで伏線が回収される事も多く、まさに「痒いところに手が届く」、そんなありがたい話も多い。

 

ここ数ヶ月で言えば、

・ツアー最終日に登場したイラストの作者について

・ツアーでの「Supernova」の振りについて

・ラブセンを誰ルートでやっているのか

・WOWOWの編集

・ミュージックソンの生歌ライブのセットリスト

このような内容が印象深かった。

 

そして番組公式サイトの放送内容書き起こしを見ていて気付いたのだが、結構な分量が省かれている。その部分こそ特に気になった部分だったので、ここに記録しておきたい。

 

WOWOWのやつはもうある程度編集は編集に人に任せて。

まあいろいろあるわけですよやっぱり。

エイベはやっぱりこう(放送で使わずにDVD用に)残したいじゃないですか。いい画は。いいショットは。

あの、もちろんDVDを、ずっと残るものだし放送しないしさ、盤になるものだからさ、いいものつくってほしいけど、WOWOWも良くしてほしかったの。

絶対に。なんか、バランスをさ。

「WOWOWで使わない」みたいなさ。やだったから。

「もっと使って欲しい」って画を。ちょっと直せる所はもし直せるんだったらって立ち会わせてもらって…ていうんで行ったんだよね。

9時からスタートして、6時間くらいやってたもんな?気付けば。

 

そうですね。3時まで。

 

気付いたら終わったの3時だったよな?

ビックリしちゃったよ俺。トイレ行く以外ほぼあのパソコンの画面に張り付いてたよな?

-----以下省略されていた部分-----

なあ?

後ろで眠そうにして全然見てない!

 

見てました!

 

嘘だよ絶対見てなかったじゃん!

「早くこの人終わらしてくれねーかなー」みたいな。

 

DVD化にあたっては更に良くしてほしいよね。うん。

だから、難しいよなー、やっぱりこう。

本当は次撮る時はさあ、先に「ここはもう絶対抜いといて」っていうのを先に指示しておきたいね。確実に。

「ここは絶対に外さないで」って場所をさ。

あるんだよなあ!俺しか知らないヤツが。

あるのよ。俺だけしか気付いてないヤツ。

俺は見てないようで見てるよー。

伊達に毎回コンサートの映像を俺は持って帰ってるわけじゃねえだろ?

なぁ?そうだろお?毎回コンサート終わって2時間半か、あれ全部見てんだから。クソ眠い中!(笑)

そうだよ。だからみんなが知らないアングルにも気付けるわけよ…なぁ?

-----ここまで省略されていた部分-----

でもやっぱり良くなったと思うな、自分でも。

(「三宅健のラヂオ」/2015年12月28日)

 

省かれていた部分がとても三宅さんらしかった。

お得意の「タメ口&やや毒舌やりとり」は定番と言えば定番なのだが、公式書き起こしではことごとく省かれている気がする。

 

ライブ映像を撮影するにあたり、「三宅健が選ぶ!映像化するにあたり絶対に外してはいけないベストアングル」なんてものがスタッフに伝授されるのであればファンにとっては心強い。

というか無敵だ。金なら払う。

 

どうやら資料映像を持ち帰って見ていたらしく、それが毎回だというのだから驚いた。

本当に、伊達に「かなり激しいV6ファン」を名乗っているわけではない。*2

 

ビックリするほどファンに近い感覚を持っているなあとも思うのだが、実はそれだけではない。

こういった地道な研究に加え、的確な読みが素晴らしいマーケティング。

三宅健は時にド天然で、時に狡猾だ。

ファンが簡単に引っかかるような魅力的なアイデアをいとも簡単に出してくるなんてなんだかずるい。悔しい。だが楽しい。そしておそろしい。

 

また、以下も公式文字起こしには記載されていないものである。

子供の頃に率先してふざけるみたいなことは僕はするようなキャラクターじゃなかったし、性格じゃなかったので。どちらかというと引っ込み思案なタイプだったんですね。

まぁ、あの、井ノ原師匠が。

井ノ原師匠を見て育っちゃったんで。子供ながらに。

「人を笑わすっておもしろいんだ」ってね、思ったんでしょうね。子供ながらに、私は。

それによってまあ、学校へ行こうの特番で「井ノ原快彦のDNAを受け継いだ男」って井ノ原くんも言ってましたけども、それを真似て、生きてきちゃったんで。

あの人のふざけ虫が…移ったんでしょうね。

(「三宅健のラヂオ」/2016年1月18日)

子供ながらに井ノ原師匠を見ていて抱いてしまった「笑い」への興味。

色濃く受け継いでしまったふざけ虫DNAは今の三宅さんにかなり影響を与えている。

「悪ノリの極意」は井ノ原快彦直伝、と言えるのかもしれない。

 

このエピソードも個人的にとても好きだったのだが、残念ながら公式サイトには記載されていない。

やはり「三宅健のラヂオ」を楽しむにはしっかりと放送を聞くしかない。

 

 

 

この番組の魅力は以上のものが入り混じったなんとも言えない世界観にある。

なぜ「三宅健のラヂオ」に惹かれるのだろう?と考えた時、答えをまとめるまでに時間がかかった。

 

真面目で趣を好み、丁寧。だがどこか不器用で、たまに雑。

たまに悪ノリしておもしろいことも言いたくなっちゃうし、実に自由。

 

心の底から感心する件もあれば、不可思議な発言に思わず「ちょっと待て」とつっこんでニヤニヤしてしまう件も発生する。

 

聞いていてなんだか忙しないこの感覚、掴みきれない三宅健というアイドル。

私はいまだにその世界観に振り回されていて、どうやらとてもそれが楽しいらしい。

 

リスナーというよりは「ファンに向けて」を意識した内容。

それは全国放送ではなく、少し閉鎖的なラジオという媒体だからこそ成り立つ世界だ。

 

ぜひ文字起こしだけでなく、そこに拾われない部分も楽しんでいただきたい。 

三宅健を好きな人にとってはもちろん必聴であり、V6が好きな人ならきっと楽しめるに違いない。

 

 

少し脱線しますが、「ラヂオ」内で話していた御朱印帳について。

 

*1:2002年の日韓共催サッカーW杯時、サッカーに対して急激に注目が集まった。技術面で上手い選手やイケメン選手は特に注目され、なかでもイングランド代表だったベッカム選手は「ベッカムブーム」と称されるほど大人気に。

*2:2005年/10周年時ツアーパンフレットでの発言