V6 summer tour 2001"volume 6"
大阪城ホール 2001.07.28 14:00
【セットリスト】
OVER TURE
1.Be Yourself!
2.翼になれ
3.愛なんだ
4.TAKE ME HIGHER
5.愛のMelody
6.IN THE WIND
7.Over Drive(森田、長野)
8.X,T,C beat(トニセン+三宅)
9.逃亡者
10.雨の夜と月曜日には
11.Ride on Love
12.SHODO(カミセン)
13.Take it easy(トニセン)
14.キセキのはじまり~MC~
15.ナニガナンデモ(ミミセン)
16.燃えろ紅ショウガ(ミミセン)
18.ニコ(^_^)ニコ(V6バンド)
19.Summer Medley
Believe Your Smile~夏のメモリー(トニセン)~Harlem Summer(カミセン)
~クロール(トニセン)
20.情熱のRainbow
21.JUST YOU CAN MAKE ME HIGH(坂本、岡田)
22.DANCE!!~Make the Party High~
23.出せない手紙
24.SE~Kick off(カミセン)
25.Rock Medley
自由であるために~Puzzle~MASSIVE BOMB
26.overアンコール
1.Can do!Can go!
2.CHANGE THE WORLD
当時に書き残したノートと雑誌を参考にしながらこのコンサートを振り返ってみます。
DVD化もされてないし、さすがに記憶にないことも多いなあ…。
現在のコンサートの原型とも言える、6人のみのステージ
○初の6人のみで構成されたステージ
○ツアー初日に坂本くんが30才に
○札幌公演は初めての野外ステージ
○代々木では怒涛の7DAYS公演
○デビュー6年目、6枚目のアルバム「volume6」を引っ提げ6人だけでステージに上がるという"6"尽くしだった
このツアーで特筆すべき点は、やはりジャニーズJrをバックに付けなくなったという点でしょうか。
今のV6のコンサートの原型とも言えるこの形は、デビュー6周年を迎える直前の夏のコンサートから導入された試みでした。
これが初コンだった私は結局Jrが大勢出てくるコンサートを今日に至るまで見る機会はなく、今思えば一度くらいは体験しておきたかった気もする。
また、登場がメインステージではなくバックステージからだったのも印象的かつ刺激が強すぎた…。
そしてパフォーマンス的なことで言うと「Be Yourself!」と「TAKE ME HIGHER」ではアクロバットの迫力に圧倒された。
アルバムに収録されているコンビ曲も披露し、中でも「Over Drive」に大興奮。
「強盗みたいな感じで札束ばら撒いたり、ワインを飲んだり」していたらしいと書いてある。
当時の雑誌を確認してみると、実際はギャングだったらしい。
ちなみにそのVTRについてはMCでもいじっていて、飲んでいたのはワインではなくぶどうジュースだったとのこと。
「キセキのはじまり」
衣装がテレビで見たのと同じ!と大興奮した。感想が若い…。
「雨の夜と月曜日には」
井ノ原さんがソロを歌おうとしたら剛くんがソロを奪おうとする。
井「ちょっと待てよ~!」とケンカするも、先ほどのOverDriveの時のお金で解決するというコント。
「IN THE WIND」
ジャズアレンジで大人っぽく。
最新曲だった「出せない手紙」では岡田くんがピアノを披露。
自己紹介は、
坂「俺…30になっちゃった!でも負けねー!!」
*1
井ノ原さんはポンキッキーズの掛け声、岡田くんは恒例だった「もっと!もっと!」の煽り。
剛くん・健くんについては内容は忘れたがとにかく歓声がすごかったと記述してあったのだが、問題は長野くん。
「いまいち聞き取れんかった」と書いてあった。
なんてこった。
しかしそれで思い出したことがある。
過去のラジオで確か井ノ原・三宅コンビだっただろうか、
「長野くんの挨拶は、締めくくりに『最後までヨロシクゥー!!』がつくことが多い、しかも何言ってっかわかんない」
とネタにしてキャッキャしていたのを思い出した。
このパターンの挨拶だったのかもしれない…。
MCでは、剛くんが「重大な発表があるからみんな一列に並んで!」と指示する。
一列に並ぶと、「しゃがんで!」と指示し、「なんでだよー」と言いながら
5人で等間隔に、階段状に並ぶ。
その上を剛くんが走り、頭上にぶら下がるくす玉の紐を引くと中から「坂本昌行誕生日おめでとう!」の垂れ幕が。
そしてみんなで坂本くんの誕生日を祝う、という流れだった。
しかしこの日は失敗。一公演しか見ていないので台本だったのかはわからないが。
途中で落ちた森田さんは井ノ原さんに体当たりし、
井「おい!どういうことだよ!?お前、俺にぶつかるために…?」
長「井ノ原にぶつかるための踏み台か?!俺たちは?!」
とキレられる始末。記述はないけど、剛くんはうひゃうひゃ笑っていたような覚えがある。
これぞV6劇場。楽しい。
そして当時坂本くんはフットルースの公演前。この日開演前に流れていた宣伝CMの話になり、
長「あの"変に"反ってるやつでしょ?」
坂「"かっこよく"反ってるって言えよ!」
長野くんの毒舌、坂本くんのツッコミ。今も昔も変わらない。尊い。
さらに私が大好きだったラジオ、「オレたちXXXやってま~す」についての質問もあり
井「この中で聞いてる人~?」
長「…10分の1くらいだねー(笑)」
衝撃的でした。あの神番組を、聞いていない、だと…!?
大阪ローカルだったので、今考えれば遠征してきている人が多かったのかなと思う。
いや、それにしたって、10分の1って少なすぎないか!
このコンサートでは、カミセンは「ミミセン」として2曲披露。
6人でも「V6バンド」として演奏。
V6バンドのほうは作詞三宅・作曲井ノ原の「ニコ(^_^)ニコ」。
坂本くん岡田くんはギター、井ノ原さんはギター+プルースハーブ。長野くんはコンガ。剛くんはとうもろこし型のマラカス。健くんはタンバリン。
三宅健氏のキャラはもちろん当時からブレておらず、この日も
長「健、なんでベースやんないの?ミミセンでやってるのに」
三「弾くと歌えないの!どっちか1つしかできないんだよ!」
という発言に始まり、
「じゃーはじめるかー」と曲にいこうとする井ノ原さんに
「ちょっと待って!このAメロさぁー…」と問いかけ、
「お前タンバリンだろ!どこ聞くんだよ!?」
「タンバリンにAメロとかないだろ!?」とメンバーから総ツッコミが入る。
そして三宅氏出演ドラマ「ネバーランド」に対しては井ノ原氏がとても物申したかったらしく、
「見たんだけど、話し方変だったよ!」とモノマネをしながら主張。
それに対し三宅氏は
「あれは試作段階だったのっ!」と反論。
試作段階でドラマに望み、途中でシフトチェンジしちゃう三宅健。なんという三宅健。
井「そんなの見せられてる方の身にもなってみろよ!(笑)」
ごもっともでした。
そしてその「ネバーランド三宅健・序盤の話し方が奇妙な件」については私も気にはなっていたのでとてもスッキリした。よくぞつっこんでくれた、ありがとうイノッチ!
振り返ってみて、MCのおもしろさも魅力だなあと改めて思いました。
ちゃんとオチがつくあたり、さすが。
岡田くんについてのレポートがとても薄かったんですが、この頃にはもう大人しかったんだろうか?まだまだ関西弁を使いまくってたのは覚えてるけども…。
私にとっての初めてのコンサートは「かっこいい・かわいい・すごい・最高」とにかくこの単語ばかりがレポの中に並んでいるので、大興奮の出来事だった模様。
*1:このコンサートの4日前に30歳の誕生日を迎えた